特許
J-GLOBAL ID:200903080489465786

結晶性全芳香族ポリエステル重合体、その製造法並びにそれを用いた樹脂組成物およびその成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-212988
公開番号(公開出願番号):特開平5-005024
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】同一化学組成のポリマーに比べて低融点で成形性のすぐれた高重合度の結晶性全芳香族ポリエステルを溶融重縮合によって効率的に製造する。【構成】(a)イソフタル酸又はイソフタル酸を主成分とする芳香族ジカルボン酸、(b)ハイドロキノン、(c)4,4′-ジヒドロキシジフェニルおよびp-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-6-ナフトエ酸又はそれらの機能的誘導体、よりなる群から選ばれた少くとも1種の成分、並びに(d)フェノール類を、特定の割合で、エステル触媒の存在下に加熱溶融反応せしめて、固有粘度0.4〜2の結晶性全芳香族ポリエステルを製造する。
請求項(抜粋):
(a)下記式(A)で表わされる重合単位A、【化1】下記式(B)で表わされる重合単位B、および【化2】下記式(C)で表わされる重合単位C【化3】からなるポリエステルであって、かつ、(b)下記関係式(1)370-2x<Tm(°C)<388-2x (1)[ここで、xは重合単位Bおよび重合単位Cの合計を基準にしての重合単位Cのモル割合(モル%)であり、Tmは重合体の融点(°C)である。但し、xは10〜35(モル%)の数である。]を満足する融点(Tm°C)を示し、そして、(c)フェノール/テトラクロロエタン(重量比)が60/40である混合溶媒中35°Cで測定した固有粘度が0.4〜2の範囲にある、ことを特徴とする結晶性全芳香族ポリエステル重合体。
IPC (3件):
C08G 63/18 NNP ,  C08K 7/14 ,  C08L 67/03 KKF
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-028221
  • 特開平3-012429
  • 特開昭58-047019
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