特許
J-GLOBAL ID:200903080502849114

光化学蛍光センサー及びその測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057078
公開番号(公開出願番号):特開平8-271431
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【課題】 抗体や酵素などの物質濃度を簡単な方法で捕らえることができ、電極を使わず、分析物質の濃度をごくわずか変えるだけでも、正確に、短時間に測定データが読み取れる光化学蛍光センサーを提供する。【解決手段】 被検物1中の分析物質8の濃度を測定するバイオ認識層4を備える。基材1上に、直径300nm以下の導電材からなる島3を有する島層2を備えている。この島層2に、バイオ認識層4がスペーサー層5を介して配置されており、かつ、被検物1に添加することができる特有の蛍光システム9を備える。バイオ認識層4は、直接もしくは分析物質8を接続する分子を介して分析物質8と結合可能であって、その結合時には蛍光システム9の量子収量は小さいが、島層2付近で量子収量は強く上昇するようになっている。
請求項(抜粋):
被検物(1)中の分析物質(8)の少なくとも1種類の濃度測定用バイオ認識層(4)を備えた光化学蛍光センサーであって、基材(1)上に、直径300nm以下の導電材からなる島(3)を有する少なくとも1層の島層(2)を備えていて、この島層(2)にバイオ認識層(4)がスペーサー層(5)を介して配置されており、かつ、前記被検物(1)に添加することができる又はセンサーに設けられている、特有の蛍光システム(9)を備えると共に、前記バイオ認識層(4)は、直接もしくは分析物質(8)を接続する分子を介して前記分析物質(8)と結合可能であって、その結合時には前記蛍光システム(9)の量子収量は小さいが、前記島層(2)付近で前記量子収量は強く上昇するようになっている光化学蛍光センサー。
IPC (3件):
G01N 21/78 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/543 575
FI (3件):
G01N 21/78 C ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 33/543 575

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