特許
J-GLOBAL ID:200903080514981590

液圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354981
公開番号(公開出願番号):特開2000-177573
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】作動開始時の動力室への圧液の供給を遅れないようにする。【解決手段】制御弁40は、パワーピストン12内に移動可能に設けられたボール弁18と、パワーピストン12に固定された弁座部材15に設けられ、ボール弁18が着座可能な第1弁座15cと、入力軸22の先端に設けられた筒状部21の第2弁座21aとからなる。また、入力軸22に固定された筒状ストッパ部材23のストッパ部23aが弁座部材15のフランジ部15aに対向して設けられている。フランジ部15aには所定数の半径方向の溝15bが形成されている。ボール弁18が第1弁座15cから離座するときに、ストッパ部23aがフランジ部15aにきわめて接近しても、この半径方向の溝15bにより、ストッパ部23aとフランジ部15aとの間に、制御弁40から動力室31への圧液の流路が確保され、この部分で圧液が絞られることはない。
請求項(抜粋):
液圧源からの圧液が供給される動力室、操作時に加えられる入力で作動する入力軸、この入力軸で作動制御されかつ前記動力室への液圧源からの圧液の供給排出を制御して前記動力室に前記入力軸の入力に応じた動力室圧を発生させる制御弁、および前記動力室の動力室圧で作動して出力するパワーピストンを少なくとも備え、前記制御弁は、前記パワーピストン内に移動可能に設けられた弁体と、前記パワーピストンに固定された弁座部材に設けられ、前記弁体の弁部が着座可能な第1弁座と、入力軸の先端に設けられた第2弁座とからなり、前記入力軸の先端部にはストッパ部が前記弁座部材に対向して設けられており、前記制御弁からの圧液が前記ストッパ部と前記弁座部材との間の隙間を通って前記動力室へ流れるようになっている液圧倍力装置において、前記弁座部材のストッパ部との対向面側および前記ストッパ部の前記弁座部材との対向面側の少なくとも一方に、半径方向の溝が形成されていることを特徴とする液圧倍力装置。
Fターム (5件):
3D048BB29 ,  3D048CC09 ,  3D048GG00 ,  3D048GG18 ,  3D048QQ08

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