特許
J-GLOBAL ID:200903080515421229

音階検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179187
公開番号(公開出願番号):特開平5-346783
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 与えられる音響信号が、固定された各音階の中間の音階のときにも、検出することのできる音階検出装置を提供することを目的としている。【構成】 入力音響信号にディジタルフィルタ処理を施して、入力音響信号の実際の音階に近い互いに隣接する固定された2つの音階を検出し、検出した2つの音階のエンベロープ値の大きい方をMax 、小さい方をSecondとする。このMax とSecondで音階の低いものをLow 、高いものをHighとし(ステップQ1)、中間音階検出用データテーブルROMのアドレスをLow に合せる(ステップQ2)。次に、Low とHighのエンベロープの比を演算して、その値から中間音データのオフセットを得る(ステップQ3)。検出音階をLow にセットし、ベンドデータをテーブルデータを基にしたLow からのシフト量にセットする(ステップQ4)。このシフト量だけ検出音階からシフトさせた音階が実際の入力音響信号の音階として検出される。
請求項(抜粋):
与えられる音響信号を表現するディジタル波形信号に対して、異なる特性のディジタルフィルタリング処理を時分割で順次実行することにより、各音階に対応する周波数に関する周波数スペクトルのレベルを検出するフィルタ手段と、前記フィルタ手段により検出した周波数スペクトルのレベルの最も大きい音階及びこの音階に隣接する音階のうち周波数スペクトルのレベルの大きい方を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された2つの音階の周波数スペクトルのレベル比を演算する演算手段と、各音階毎に設けられ、前記演算手段からのレベル比を上記2つの音階周波数差に対応したシフトデータに変換する変換手段と、前記変換手段からのシフト量に基づいて上記選択手段で選択された2つの音階周波数の間の中間音階周波数を検出する検出手段と、を備えたことを特徴とする音階検出装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-019696
  • 特開昭62-098270

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