特許
J-GLOBAL ID:200903080516932855

通信システム及び該通信システムにおけるポーリング制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318623
公開番号(公開出願番号):特開平11-154961
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 同一回線に接続された複数の端末が電文送信を開始した場合に、先に開始された電文送信を乱さず、各端末間での電文送信衝突時に次の衝突を事前に回避できる通信システムと該システムにおけるポーリング制御方法を提供する。【解決手段】 制御局からグローバルポーリング指令を受信すると、端末は送信電文があるか調べる(S1)。次に、他端末が電文送信を開始しているか判定(S4)し、開始していない間は、送信電文を1バイトずつ送信(S5)しながら全電文の送信を完了したか調べる(S6)。他端末による電文送信が検出(S4)されたならば、送信処理を中断(S8)して乱数により送信遅延時間をセット(S9)する。次のグローバルポーリング指令の受信時点では、送信遅延時間がセットされているか確認(S2)した後、当該時間だけ遅れて電文送信を開始する。そして、電文送信が完了(S6)した時点で送信遅延時間をクリア(S7)する。
請求項(抜粋):
同一回線に接続された各端末に対して、電文の送信を許可するグローバルポーリング指令を制御局から送出し、前記グローバルポーリング指令に応じて前記各端末が電文の送信を行う通信システムにおけるポーリング制御方法において、前記各端末が前記グローバルポーリング指令を受信して前記電文の送信を行う場合に、自端末以外の他の端末が電文の送信を開始しているかどうかを調べ、前記他の端末による電文送信開始を検出した場合には、自端末における前記電文の送信を保留もしくは中断し、前記他の端末による電文送信開始が検出されなければ、自端末における前記電文の送信を行って該送信処理を完了させることを特徴とするポーリング制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-161232
  • 特開昭62-269522

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