特許
J-GLOBAL ID:200903080522824916

液体噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153034
公開番号(公開出願番号):特開平7-328497
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 液体噴出器において、キャップ及びプランジャの液吸込み回動操作と逆方向への回動を防止し、定量噴出性を確保すること。【構成】 液体噴出器10において、加圧室形成筒17における加圧室17Aの内面が、最上動端にあるプランジャ23との間に、加圧室17Aを液収容室16Aの側に連通可能とする連通路101を形成可能としてなるもの。
請求項(抜粋):
液収容室を形成する液収容室形成部と加圧室を形成する加圧室形成部とを備える容器と、容器の加圧室形成部に設けられる吸込通路に配設され、液収容室から加圧室への液の流れを許容する吸込逆止弁と、容器の加圧室形成部回りに回動可能に結合されるキャップと、キャップに設けたプランジャガイドに、該キャップの回動方向には係合し、上下方向には移動可能にガイドされて加圧室内面を上下動し、その上動にて加圧室を拡張し、その下動にて加圧室を収縮するプランジャと、容器の加圧室形成部とプランジャの一方に設けられるカム係合子をそれらの他方に設けられるカム溝に係合し、プランジャの順方向への回動時にカム係合子をカム溝の傾斜カム面のプランジャ下動操作端側からプランジャ上動操作端側に向けて相対移動させることによりプランジャをらせん回転状に上動させ、カム係合子をカム溝の垂直カム面のプランジャ上動操作端側からプランジャ下動操作端側に向けて相対移動させることによりプランジャを下動させるカム装置と、噴出通路を備える噴出ヘッドと、加圧室に連なる連絡通路と噴出ヘッドの噴出通路との間に介在される吐出弁と、プランジャを下動方向に付勢することにて加圧室を加圧する加圧装置とを有し、キャップによるプランジャの順方向への回動操作時にプランジャをカム溝の傾斜カム面に沿うらせん回転状に上動させることにて拡張せしめられる加圧室内に液収容室内の液を吸込み、吐出弁の開操作時に加圧装置によって加圧状態にある加圧室内の液を噴出ヘッドの噴出通路から噴出し、かつ該加圧装置によりプランジャをカム溝の垂直カム面に沿って下動させる液体噴出器において、加圧室形成部の加圧室内面が、最上動端にあるプランジャとの間に、加圧室を液収容室の側に連通可能とする連通路を形成可能としてなることを特徴とする液体噴出器。

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