特許
J-GLOBAL ID:200903080528112039

擁壁固定用アンカーボルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穴見 之武義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297801
公開番号(公開出願番号):特開平9-111760
出願日: 1995年10月21日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【目的】 地殻変動等でアンカーボルトのヘッド部に加わる荷重負荷を適切に吸収緩和してヘッド部に破断や亀裂の発生がなく、コンクリート擁壁の耐久性を長く維持でき、保護キャップ内の水密性も長期保持できて各部材の保守点検も容易である擁壁固定用アンカーボルト装置を提供することを目的とする。【構成】 コンクリート擁壁14を貫通して岩盤12へ打ち込まれ、ヘッド部16を突出させたアンカーボルト18と、ヘッド部を囲周して設置された支持部22と、支持部に載設された弾性衝撃吸収部24と、ヘッド部に螺合され、弾性衝撃吸収部に圧接した固定用ナット26とを有し、支持部は弾性衝撃吸収部の下面側で、球面部38を下面に有した可動支持体40と、球面部を密着状に摺動させつつ支持する球面受部42を上面に凹設させた下段支持体44とを備えている。
請求項(抜粋):
岩盤に打設されたコンクリート擁壁を貫通して岩盤へ打ち込まれ、該コンクリート擁壁の外面側にヘッド部を突出させたアンカーボルトと、前記コンクリート擁壁の外面に前記ヘッド部を囲周して設置された支持部と、この支持部に載設され、前記ヘッド部に加わる応力を弾性的に吸収する弾性衝撃吸収部と、前記ヘッド部の上端側に螺合され、前記弾性衝撃吸収部の上面側に圧接された固定用ナットと、を有し、前記支持部は、前記弾性衝撃吸収部の下面側であって、前記ヘッド部が貫通され、下面側に球面部を有した可動支持体と、前記球面部を密着状に摺動させつつ前記可動支持体を傾斜自由に支持する球面受部を上面に凹設させた略円筒状の下段支持体と、を備えてなる擁壁固定用アンカーボルト装置。
IPC (2件):
E02D 5/80 ,  E02D 29/02 301
FI (2件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 29/02 301

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