特許
J-GLOBAL ID:200903080533992969
車両用自動変速機の油圧制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037015
公開番号(公開出願番号):特開平5-203023
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 構成を複雑としたり寸法を大きくしたりすることなく、共通の電磁弁でロックアップクラッチの係合制御とリバースコントロール弁の制御とを行うことができる車両用自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 共通の第3電磁弁52を用いてロックアップクラッチ切換弁88およびリバースコントロール弁84が制御される。しかも、B2圧PB2およびRレンジ圧PR を選択するポート切換手段120は従来の油圧回路にあるB1オリフィス制御弁78に設けられていることから、その選択のためのリレー弁を新設する必要がないので、油圧制御回路が簡単に構成され、装置寸法が大きくなることが好適に抑制される。
請求項(抜粋):
ロックアップクラッチ付流体伝動装置を有する自動変速機を備え、該自動変速機が複数の油圧式摩擦係合装置の作動の組み合わせにより複数の前進ギヤ段および後進ギヤ段が成立させられる形式の車両において、前記ロックアップクラッチの係合状態を切り換えるためのロックアップクラッチ切換弁と、該ロックアップクラッチ切換弁に供給してそれを切り換えるための信号圧を発生する共通の電磁弁とを備えた油圧制御装置であって、前記電磁弁からの信号圧により、前進走行中にシフトレバーが後進走行レンジへ操作されたときに後進ギヤ段の成立を阻止する位置に制御されるリバースコントロール弁と、前記自動変速機が少なくとも第2速ギヤ段以上の前進ギヤ段であるときに第1信号元圧を発生する第1信号元圧発生手段と、前記自動変速機が少なくとも後進ギヤ段である状態で第2信号元圧を発生する第2信号元圧発生手段と、前記複数の油圧式摩擦係合装置のいずれかの作動タイミングを制御するために設けられ、前記自動変速機が第2速ギヤ段以上の前進ギヤ段に切り換えられたことに関連して作動させられるタイミング制御弁と、前記タイミング制御弁に設けられ、該タイミング制御弁の切り換え作動に応答して、前記自動変速機が第2速ギヤ段以上の前進ギヤ段であるときには前記電磁弁に供給される元圧として前記第1信号元圧を選択し、該自動変速機が第2速ギヤ段以上の前進ギヤ段でない場合には該元圧として第2信号元圧を選択するポート切換手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
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