特許
J-GLOBAL ID:200903080543510520

深絞り性とめっき性に優れた熱延溶融めっき鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-103993
公開番号(公開出願番号):特開平5-279828
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 ZnもしくはZnとAlの合金を主成分とする溶融めっきを施した、▲r▼値及びΔr値の良好な加工用熱延鋼板を生産性よく経済的に製造する。【構成】 鋳造から熱間圧延に至る過程の熱履歴を制御することにより鋼板の▲r▼値の向上、Δr値の改善を図り、かつ、熱間圧延後350°C以上での表面清浄化、その後350〜600°Cへのめっき前板温調整、鋼板へのZn系溶融めっきを連続的に行い、少なくとも表面清浄化完了以降は非酸化性もしくは還元性に雰囲気調整する。【効果】 従来よりも生産性、経済性が格段向上し、耐食性の良好な加工用熱延鋼板が製造できる。
請求項(抜粋):
重量%で、Mn:0.10〜0.60%、S:0.001〜0.006%を含み、その他Feおよび不可避的成分からなる鋼の1400〜1200°Cの温度範囲を5.0°C/分以上の冷却速度で鋳造凝固して鋳片とし、該鋳片の1200〜1100°Cの温度範囲を5°C/分以上30°C/分以下の平均降温速度で保温した後、該鋳片の仕上げ圧延を前記凝固開始から60分以内にAr3 点+100°C以下の温度域で開始し、該圧延をAr3 点以上の等温温度域で終了し、350°C以上で巻取って鋼帯とし、該鋼帯を冷却してコイル状に350°C以上で巻取った後、350°C以上での表面清浄化、350〜600°Cへの温度調整、溶融めっきを連続的に行い、かつ、少なくとも表面清浄化完了以降めっき直前までを非酸化性もしくは還元性に雰囲気調整することを特徴とする深絞り性とめっき性に優れた熱延溶融めっき鋼帯の製造方法。
IPC (6件):
C23C 2/02 ,  B21B 1/26 ,  C21D 6/00 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C23C 2/40

前のページに戻る