特許
J-GLOBAL ID:200903080546079065

系統連系設備の運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-169340
公開番号(公開出願番号):特開平11-346441
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 静止型電力変換装置の台数によらず、簡単な構成及び処理により、連系点の注入電流の波形歪みを防止して各静止型電力変換装置間の運転を制御し得るようにする。【解決手段】 連系点4のインバータ出力の注入電流及び系統電圧を計測し、これらの計測結果からインバータ出力の有効電力及び無効電力の現在値を求め、それぞれの設定値と前記現在値との誤差の系統電圧の位相から90 ゚ずれた電流位相の成分をベクトル合成して注入電流の目標値を決定し、目標値と注入電流の計測値との誤差に系統電圧の計測値をベクトル合成して各静止型電力変換装置1a〜1nの共通の出力制御信号を形成し、この出力制御信号により各装置1a〜1nの出力電流をフィードバック制御して注入電流を前記目標値に制御する。
請求項(抜粋):
複数台の静止型電力変換装置をそれぞれ連系リアクトルを介して系統の共通の連系点に接続し、前記各静止型電力変換装置をインバータとして並列運転し、前記各静止型電力変換装置の出力の並列合成により、設定された有効電力及び無効電力のインバータ出力を前記連系点に供給する系統連系装置の運転制御方法において、前記連系点の前記インバータ出力の注入電流及び系統電圧を計測し、前記注入電流及び前記系統電圧の計測結果から前記インバータ出力の有効電力及び無効電力の現在値を求め、前記インバータ出力の有効電力及び無効電力それぞれの設定値と前記現在値との誤差の前記系統電圧の位相から90 ゚ずれた電流位相成分をベクトル合成して前記注入電流の目標値を決定し、前記目標値と前記注入電流の計測値との誤差に前記系統電圧の計測値をベクトル合成して前記各静止型電力変換装置の共通の出力制御信号を形成し、前記共通の出力制御信号により前記各電力変換装置の出力電流をフィードバック制御して前記注入電流を前記目標値に制御することを特徴とする系統連系設備の運転制御方法。
IPC (3件):
H02J 3/38 ,  H02J 3/32 ,  H02M 7/48
FI (4件):
H02J 3/38 N ,  H02J 3/32 ,  H02M 7/48 R ,  H02M 7/48 D

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