特許
J-GLOBAL ID:200903080551617873

光学素子の成形法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114188
公開番号(公開出願番号):特開平6-092656
出願日: 1993年04月19日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 冷却過程で、不必要な熱応力歪みを残さないように、しかも、最終成形品の光学機能面が、所要の高精度な成形状態に保持できるように工夫した光学素子の成形法を提供する。【構成】 型部材の成形面に対応した光学機能面を、ガラス素材に転写する光学素子の成形法において、冷却工程内には、上・下両型部材を開放して、それらの成形面からガラス素材を剥離させて、加圧成形時における成形面とガラス素材との密着状態を解除する工程と、解除した後、再び、上記成形ガラスの成形状態を維持するように、上記両型部材を閉め、この状態で上記成形ガラスを更に取り出し温度まで冷却する工程とを含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ガラス素材を加圧成形するための成形用上型部材および下型部材を備え、前記各型部材を一緒に、あるいは、それぞれ独立して、所定温度に加熱し、前記型部材に負荷した加圧力により前記ガラス素材を前記型部材の成形面に沿って変形させ、前記ガラス素材の成形工程の後に、前記型部材および成形ガラスを冷却工程に移行し、その後、両型部材を開放して、成形ガラスを取り出すことで、上記型部材の成形面に対応した光学機能面を、上記ガラス素材に転写する光学素子の成形法において、前記冷却工程内には、上記両型部材を開放して、それらの成形面から上記ガラス素材を剥離させて、加圧成形時における成形面とガラス素材との密着状態を解除する工程と、解除した後、再び、上記成形ガラスの成形状態を維持するように、上記両型部材を閉め、この状態で上記成形ガラスを更に取り出し温度まで冷却する工程とを含むことを特徴とする光学素子の成形法。

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