特許
J-GLOBAL ID:200903080554864189

歯周病菌の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-050312
公開番号(公開出願番号):特開2007-222136
出願日: 2006年02月27日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】歯周疾患の原因菌として知られている、Prevotella intermedia(P.i.)、Actinobacillus actinomycetemcomitans(A.a.)、及び、Treponema denticola(T.d.)を、効率よく、かつ、確実に定量検出する手段を提供すること。【解決手段】検体中の歯周病菌を、リアルタイムPCR法を用いて定量検出する方法において、下記の方法にて、P.i.、A.a.、及び、T.d.からなる群の歯周病菌から選ばれる1〜3菌種を定量検出することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。(1)P.i.の16SrRNA遺伝子の31〜192番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、P.i.を定量検出する。(2)A.a. の16SrRNA遺伝子の465〜609番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、A.a.を定量検出する。(3)T.d.の16SrRNA遺伝子の333〜445番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、T.d.を定量検出する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
検体中の歯周病菌を、リアルタイムPCR法を用いて定量検出する方法において、下記の方法にて、Prevotella intermedia(P.i.)、 Actinobacillus actinomycetemcomitans(A.a.)、及び、Treponema denticola(T.d.)からなる群の歯周病菌から選ばれる1〜3菌種を定量検出することを特徴とする、歯周病菌の検出方法。 (1)P.i.の16SrRNAをコードする遺伝子の31〜192番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、リアルタイムPCR法における遺伝子増幅産物として増幅を行い、当該増幅産物に対して相補的な両塩基配列を有する連続して10塩基以上の核酸を有するプローブにて検出を行うことにより得られるCt値を指標として、検体中のP.i.を定量検出する。 (2)A.a. の16SrRNAをコードする遺伝子の465〜609番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、リアルタイムPCR法における遺伝子増幅産物として増幅を行い、当該増幅産物に対して相補的な両塩基配列を有する連続して10塩基以上の核酸を有するプローブにて検出を行うことにより得られるCt値を指標として、検体中のA.a.を定量検出する。 (3)T.d.の16SrRNAをコードする遺伝子の333〜445番目の領域から選ばれる連続して10塩基以上の領域を鋳型として、リアルタイムPCR法における遺伝子増幅産物として増幅を行い、当該増幅産物に対して相補的な両塩基配列を有する連続して10塩基以上の核酸を有するプローブにて検出を行うことにより得られるCt値を指標として、検体中のT.d.を定量検出する。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/50
FI (3件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A ,  G01N33/50 G
Fターム (20件):
2G045AA35 ,  2G045CB07 ,  2G045CB21 ,  2G045DA13 ,  2G045FB02 ,  4B024AA13 ,  4B024CA05 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024DA05 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ54 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25
引用文献:
審査官引用 (6件)
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