特許
J-GLOBAL ID:200903080555335430

スライドドア車の側部車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 千明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093712
公開番号(公開出願番号):特開平6-278466
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 サイドシルに設けられた開口部の変形を防止してピラーの支持剛性を高めるとともに、ピラーとスライドドアとの立て付け精度の低下を防止したスライドドア車の側部車体構造を提供する。【構成】 センターピラー7のアウタパネル11は、シル連結部13と後縁フランジ22の下端部とを、各々シルアウタ4にスポット溶接されて、結合されている。これにより、幅狭部18と垂直壁19とは、開口部8の前部近傍に位置し、斜状壁20は開口部8の前端近傍からスライドドアが閉時に当接するセンターピラー7の後縁部23に亙るように構成されている。シル連結部13の内側には、センターピラー7の下端部に連なり開口部8の前部にて上下方向に延在する閉断面部が形成されている。
請求項(抜粋):
車体のサイドシルにピラーの下端部を結合し、前記サイドシルのシルアウタに、前記ピラーの下端部の直下後半部まで至る開口部を形成する一方、前記シルアウタの外面にスライドドアのガイドレールを配置し、該ガイドレールの前端部を前記開口部を介して前記サイドシルの内部に挿入配置するスライドドア車において、前記ピラーのアウタパネルに、前記開口部の前端近傍にて前記シルアウタの下端部まで延びるシル連結部を形成し、該シル連結部を前記シルアウタに結合するとともに、前記シル連結部の内側に前記ピラーの下端部に連なり前記開口部の前部にて上下方向に延在する閉断面部を形成し、前記アウタパネルには、前記開口部の前端近傍から前記スライドドアが当接するピラーの縁部に亙る斜状壁を設けたことを特徴とするスライドドア車の側部車体構造。

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