特許
J-GLOBAL ID:200903080555432568

記録媒体にサ-ボ信号を記録する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101788
公開番号(公開出願番号):特開平7-287951
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 固定磁気ディスク装置(HDD)のサーボバースト信号の記録を低コストのサーボライタを使用して高精度に行う。【構成】 ディスク3の半径方向の第1の位置にバースト信号D-1を記録する。このバースト信号D1 を基準にしてヘッドをW・2/3移動してバースト信号B0 を記録する。この位置でバースト信号D-1、B0 を再生し、この出力電圧の差に基づいて誤差を求める。誤差を補正してバースト信号B0 を記録する。バースト信号C0 、A1 、D1 等も同様に記録する。レーザビームを使用しないでバースト信号を記録するので、コストの低減が可能になる。
請求項(抜粋):
同心円状に複数のデータ記録トラックを形成することができる記録媒体ディスク(3)と、前記ディスク(3)を回転するために前記ディスク(3)に結合されたディスク回転手段と、前記ディスク(3)との相対的走査運動によって主データ及びヘッド位置決め用サーボ信号を記録及び再生するための信号変換ヘッド(4)と、前記ヘッド(4)を前記ディスク(3)の半径方向に移動して前記ディスクの半径方向の所望位置に前記ヘッド(4)を位置決めするヘッド位置決め手段とを備えたディスク記録再生装置において、前記ディスク(4)の半径方向の異なる複数位置にヘッド位置決め用サーボ信号を記録する方法であって、前記ヘッド(4)を前記ディスク(3)の半径方向の第1の位置(M0 )に配置して前記ヘッド(4)によって第1のヘッド位置決め用サーボ信号(D0 )を記録する第1のステップと、前記第1の位置(M0 )との間に前記ディスク(4)の半径方向において前記ヘッド(4)の幅(W)よりも短い所定間隔(Y0 )を有している第2の位置(L0 )を目標として前記ヘッド(4)を移動し、この移動で位置決めされた前記ディスク(3)の半径方向の位置を有し且つ前記ディスク(3)の円周方向において前記第1のヘッド位置決め用サーボ信号(D0 )と異なる位置を有する実際の位置に第2のヘッド位置決め用サーボ信号(B0 )を前記ヘッド(4)によって記録する第2のステップと、前記ヘッド(4)を前記実際の位置に保って前記第1及び第2のヘッド位置決め用サーボ信号(D0 、B0 )を再生する第3のステップと、前記第1のヘッド位置決め用サーボ信号(D0 )の再生信号の振幅と前記第2のヘッド位置決め用サーボ信号(B0 )の再生信号の振幅との差又は比から成る第1の値を求める第4のステップと、前記第2の位置(L0 )に前記第2のヘッド位置決め用サーボ信号(B0 )が正確に記録されたと仮定し、前記第2の位置(L0 )に正確に位置決めされた前記ヘッド(4)によって前記第1及び第2のヘッド位置決め用サーボ信号(D0、B0 )を再生した時に得られることが予想される第1及び第2の予想値の差又は比から成る第2の値と前記第1の値との差を示す信号を求める第5のステップと、前記第2のヘッド位置決め用サーボ信号(B0 )を消去する第6のステップと、前記差を示す信号に基づいて前記ヘッド(4)の前記第2の位置(L0 )に対する位置決めを補正する第7のステップと、前記第7のステップで補正された位置に前記ヘッド(4)によって再び第2のヘッド位置決め用サーボ信号(B0 )を記録する第8のステップとを有していることを特徴とするサーボ信号記録方法。

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