特許
J-GLOBAL ID:200903080574188805

筒形電池用ケース及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128390
公開番号(公開出願番号):特開平9-312150
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 封口部の耐圧性が優れた電池用ケース及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 金属ケースの基材1がニッケルメッキ又はニッケル合金メッキを施した鋼板からなり、金属ケースの開口部の厚さAが基材の厚さを越えてこの基材の厚さの120%以下の範囲内にあり、金属ケースの胴部の厚さが基材の厚さの60〜100%の範囲内にあり、また金属ケースの開口部のビッカース硬度が100〜200kg/m2 の範囲内にある。この金属ケースの製法は、ダイス2とポンチ3との間に基材の板厚の1.2〜1.5のクリアランスを形成する第1のポンチ3を用いて基材を絞り加工することによって基材の開口部の板厚を基材の厚さを越える板厚に応力変形させて中間ケース1aを形成し、次いで中間ケースを板厚より小さなクリアランスを有する第2のダイス4と第2のポンチ6を用いて中間ケースの内周面をブランクホルダー5で押さえながら中間ケースを絞りしごき加工してなる。
請求項(抜粋):
正極と負極と電解液とからなる発電要素を内填する筒形電池用金属ケースにおいて、該金属ケースの基材(1)が鋼板からなり、該金属ケースの開口部(A)の厚さが該基材の厚さを越えて該基材の厚さの120%以下の範囲内にあり、該金属ケース(7)の胴部の厚さが該基材の厚さの60〜100%の範囲内にあり、該金属ケースの該開口部のビッカース硬度が100〜200kg/m2 の範囲内にあることを特徴とする筒形電池用金属ケース。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-027828
  • 特開昭60-180058
  • 電池缶とその製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-118421   出願人:松下電器産業株式会社
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