特許
J-GLOBAL ID:200903080574801566

原稿分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296120
公開番号(公開出願番号):特開平5-132162
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、分離ローラの分離ベルトとの接触部に溝を形成し、又は、その接触部近傍に原稿加圧手段を設けることにより、分離ローラが汚れ難く、十分な分離搬送力を維持できる原稿分離装置を提供することを目的とする。【構成】 分離ローラ43の分離ベルトとの接触部に、周方向の所定間隔を隔てて複数の溝48を設けられている。溝48は、分離ローラ43の回転方向前方側と後方側とで切り込み角度の異なる側壁面48a、48bを有し、分離ローラ43の任意の横断面上において、各側壁面48a、48bとそのローラ外周面との交点P1、P2を通る接線L1、L2との挟角は、回転方向前方側のαが大きく、後方側のβが小さくなっている。また、分離ローラ43と分離ベルトの接触部に近接して、原稿を分離ローラ43に加圧する加圧手段を設けることができ、その加圧手段は分離ローラ43と分離ベルトの接触部又はそれより上流側で原稿を加圧するのが好ましい。
請求項(抜粋):
原稿載置台の前方側に設けられ、該原稿載置台上の原稿束のうち最下の原稿に当接して搬送方向に回転する分離ローラと、分離ローラ又は該分離ローラ上の前記最下の原稿に所定圧で接触し、前記最下の原稿より上に積載された原稿が分離ローラとの間に進入するのを防止する分離ベルトと、を備えた原稿分離装置において、前記分離ローラの分離ベルトとの接触部に、周方向の所定間隔を隔てて複数の溝を設け、該溝が、前記分離ローラの回転方向前方側と後方側とで切り込み角度の異なる側壁面を有し、該分離ローラの任意の横断面上で、各側壁面とその分離ローラ外周面との交点を通る接線との挟角が、前記回転方向前方側で大きく、後方側で小さくなっていることを特徴とする原稿分離装置。
IPC (4件):
B65H 3/06 330 ,  B65H 3/52 320 ,  B65H 3/52 330 ,  G03G 15/00 107

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