特許
J-GLOBAL ID:200903080576732197

回線試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-350368
公開番号(公開出願番号):特開平7-202987
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 折り返し機能を有するモデム装置に一端側が接続された回線の試験を行なう回線試験装置において、折り返し機能の起動または解除が確実に行なわれたか否かを判定できるようにする。【構成】 制御部35は、回線に対する測定の開始前と測定終了後に、スイッチ22、26をP1側へ切り換えて、モデム装置2の折り返し機能を起動または解除させるためのコードを制御コード発生器21から回線へ送出させた後、スイッチ22、26をP2側へ切り換えて、パターン発生器23からの擬似ランダムパターン信号を回線へ送出させ、送信したパターン信号と回線側からの折り返し信号との同期を同期検出器27で検出させて、その同期状態によって、モデム装置2の折り返し機能の起動や解除が確実になされたか否かを判定する。
請求項(抜粋):
特定の起動コードまたは解除コードを受信して、折返し機能を起動または解除させるモデム装置に一端側が接続された被試験回線の試験を行なう回線試験装置において、前記特定の起動コードまたは解除コードを前記被試験回線へ送出する制御コード送出手段(21、35)と、前記制御コード送出手段によって前記起動コードまたは解除コードが送出される毎に、所定の擬似ランダムパターン信号を前記被試験回線へ送出するパターン送出手段(23、35)と、前記パターン送出手段から前記被試験回線へ擬似ランダムパターン信号が送出されている間、前記被試験回線からの折返し信号を受信し、該受信信号と前記擬似ランダムパターンとの同期が確定したか否かを検出するパターン同期検出手段(27、35)と、前記パターン同期検出手段の同期確定の有無によって、前記被試験回線の折返し状態の起動動作または解除動作の確認判定を行なう判定手段(35)とを備えたことを特徴とする回線試験装置。

前のページに戻る