特許
J-GLOBAL ID:200903080579992050

ブーム伸縮用シリンダの保持圧補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-051541
公開番号(公開出願番号):特開2001-240381
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】【課題】クレーンの作業状態に応じた適正な圧力補償を行なって、ブーム伸縮用シリンダの伸長状態を確実に保持することができる保持圧補償装置の提供を目的としている。【解決手段】本発明の保持圧補償装置は、シリンダ31の保持圧を補償するための補償圧を生成してこれをシリンダ31に供給する補償圧生成部42と、補償圧生成部の供給動作を制御する制御部71と、クレーン装置の作業状態に関する情報を制御部71に入力する入力手段73と、シリンダ31内の圧力を検出してその情報を制御部71に出力するセンサ61とを具備し、制御部71は、クレーン作業状態に応じたシリンダ31の理論保持圧のデータを記憶する記憶部と、入力手段73からの情報に基づいてそのクレーン作業状態に対応する理論保持圧を前記記憶部に記憶されているデータの中から検索演算する演算部とを備えシリンダ31内圧力が検索演算された理論保持圧に維持されるように補償圧生成部42の供給動作を制御する。
請求項(抜粋):
クレーン装置のブームを伸縮させるブーム伸縮用シリンダの伸長状態を保持する保持圧を補償するための保持圧補償装置において、前記保持圧を補償するための補償圧を生成してこれを前記ブーム伸縮用シリンダのヘッド側チャンバに供給する補償圧生成部と、前記補償圧生成部による補償圧の供給動作を制御する制御部と、前記クレーン装置の作業状態に関する情報を前記制御部に入力するクレーン情報入力手段と、前記ブーム伸縮用シリンダのヘッド側チャンバ内の圧力を検出してその検出情報を前記制御部に出力する圧力センサと、を具備し、前記制御部は、クレーン装置の作業状態に応じたブーム伸縮用シリンダの理論保持圧のデータを記憶する記憶部と、前記クレーン情報入力手段からのクレーン情報に基づいてそのクレーン作業状態に対応する理論保持圧を前記記憶部に記憶されているデータの中から検索演算する演算部とを備え、前記圧力センサから出力されるブーム伸縮用シリンダのヘッド側チャンバ内圧力の実測値と検索演算によって得られた理論保持圧とを比較し、ブーム伸縮用シリンダのヘッド側チャンバ内圧力が検索演算された理論保持圧に維持されるように、補償圧生成部による補償圧の供給動作を制御することを特徴とする保持圧補償装置。
IPC (2件):
B66C 23/90 ,  B66C 23/687
FI (2件):
B66C 23/90 P ,  B66C 23/68 H
Fターム (4件):
3F205AA06 ,  3F205CB02 ,  3F205HB07 ,  3F205KA10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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