特許
J-GLOBAL ID:200903080582447259

キーエスクローおよびグループ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287922
公開番号(公開出願番号):特開2002-164877
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】 3者間で、予備通信なしで、ElGamal暗号によるグループ通信を行なう。【解決手段】 センター1は、有限体GF(q)上の楕円曲線Eと、E上の点P,Qを公開する。ユーザA,B,Cは、それぞれ秘密乱数(整数)a,b,cを持ち、公開鍵PA(=a*P),PB(=b*P),PC(=c*P),QA(=a*Q),QB(=b*Q),QC(=c*Q)を公開する。送信者は、公開情報と自分の秘密鍵より、WeilペアリングまたはTateペアリングを利用して共通鍵を求める。これをメッセージMに加算して送る。受信者は、公開情報と自分の秘密情報より共通鍵を計算して、メッセージMを復号する。予備通信なしで、3者間でElGamal暗号通信を行なうことができる。
請求項(抜粋):
センターとユーザーA,B,Cからなる暗号通信システムのグループ通信方法において、前記センターは、有限体GF(q)上の楕円曲線Eと、前記楕円曲線E上の点P,Qとを公開し、前記ユーザーAは、秘密鍵aを生成して秘密に保持するとともに、公開鍵PA(=a*P),QA(=a*Q)を公開し、前記ユーザーBは、秘密鍵bを生成して秘密に保持するとともに、公開鍵PB(=b*P),QB(=b*Q)を公開し、前記ユーザーCは、秘密鍵cを生成して秘密に保持するとともに、公開鍵PC(=c*P),QC(=c*Q)を公開し、送信者X(前記ユーザーA,B,Cのいずれか)は、秘密鍵xを生成して秘密に保持するとともに、公開鍵PX(=x*P),QX(=x*Q)を生成して、C1=(PX,QX)とし、マスクFを、Weilペアリングen(P,Q)に基づいて、F=f(x,PY,QZ)=en(PY,QZ)x=en(P,Q)^(xyz)(PY,QZは、送信者以外の公開鍵)とし、メッセージMと前記マスクFとから、C2=M+Fを生成し、暗号文(C1,C2)を送信し、受信者Y(X以外の前記ユーザーA,B,Cのいずれか)は、前記マスクFを、F=f(y,PX,QZ)=f(1,P,Q)^(xyz)=en(P,Q)^(xyz)により生成し、M=C2-Fにより前記メッセージMを得ることを特徴とするグループ通信方法。
IPC (4件):
H04L 9/08 ,  G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 ,  H04L 12/22
FI (6件):
G09C 1/00 620 A ,  G09C 1/00 620 Z ,  H04L 9/00 601 C ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 601 Z ,  H04L 11/26
Fターム (11件):
5J104AA01 ,  5J104AA16 ,  5J104AA25 ,  5J104EA04 ,  5J104NA02 ,  5J104NA16 ,  5K030GA15 ,  5K030HA05 ,  5K030KX28 ,  5K030LD02 ,  5K030LD19
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-347949

前のページに戻る