特許
J-GLOBAL ID:200903080583720420
リガンド・レセプター反応の高感度検出法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-103787
公開番号(公開出願番号):特開平5-281230
出願日: 1991年04月08日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 リガンド反応による微粒子の凝集を、微粒子の自然凝集から分離区別して低濃度のリガンドまでも測定する。【構成】 被検物質中の特異性のある部分に選択的に結合する物質を結合させた蛍光微粒子と、被検物質中の上記部分とは異なる、特異性のある部分に選択的に結合する物質を結合させた磁性微粒子と、被検物質を含む試料溶液の3つを所定時間、所定温度で反応させ、被検物質に蛍光微粒子と磁性微粒子の両者を特異的に結合させ、得られた混合液を磁場中に置き、磁性微粒子および蛍光微粒子と磁性微粒子の凝集体と、磁性を持たない蛍光微粒子とを分離し、次いで蛍光微粒子を溶解し、 蛍光性溶液の蛍光強度より、被検物質により生じた蛍光微粒子と磁性微粒子の凝集体数を算出し、試料溶液中の被検物質濃度を算出する。【効果】 磁力を用いて未反応の蛍光微粒子を除去し、反応した蛍光微粒子を蛍光光度計で測定し、高感度測定を行う。
請求項(抜粋):
試料溶液中の被検物質濃度を以下の工程からなるリガンド・レセプター反応を利用して測定するリガンド・レセプター反応の高感度検出法。a.被検物質中の特異性のある部分[a]に選択的に結合する物質を結合させた蛍光波長[X]の蛍光微粒子[A・X]と、被検物質中の上記[a]とは異なる、特異性のある部分[b]に選択的に結合する物質を結合させた磁性微粒子[B・M]と、被検物質を含む試料溶液の3つを所定時間、所定温度で反応させ、被検物質に蛍光微粒子[A・X]と磁性微粒子[B・M]の両者を特異的に結合させ、b.工程a.で得られた混合液を磁場中に置き、磁性微粒子〔B・M〕及び蛍光性微粒子〔A・X〕と磁性微粒子〔B・M〕の凝集体と磁性を持たない蛍光微粒子〔A・X〕とを分離し、c.蛍光微粒子〔A・X〕を溶解する溶解液を磁性微粒子と結合した蛍光微粒子に加え、蛍光性の溶液を作成し、d.上記蛍光性溶液の蛍光強度より、被検物質により生じた〔A・X〕・〔B・M〕の凝集体の数を算出し、試料溶液中の被検物質濃度を算出する。
IPC (2件):
G01N 33/543
, G01N 33/553
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