特許
J-GLOBAL ID:200903080584116373

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147777
公開番号(公開出願番号):特開平7-004511
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成によってN-R変速時におけるショックを防止する。【構成】 N→R変速時には、第1摩擦締結要素1に対して変速指令後の所定期間だけ第2油圧供給回路(41,43,44,45)を介して油圧を供給させるとともに該所定期間経過後は第1油圧供給回路(41,44,45)を介して油圧を供給し且つアキュームレータ4の背圧を上記第1摩擦締結要素1に対応した棚圧を形成し得る如く調整することでショック防止と第1摩擦締結要素1の応答性が改善される。また、R→N変速時には、上記第1油圧排出回路(41,44,45)を介して上記第1摩擦締結要素1から油圧を排出させるとともに上記第2油圧排出回路(41,43,44,45)を介して上記第2摩擦締結要素2から油圧を排出し且つ上記アキュームレータ4の背圧を上記第2摩擦締結要素2に対応した棚圧を形成し得る如く調整することでショックが防止される。
請求項(抜粋):
Rレンジ設定時にはともに油圧が供給されることで締結され、Nレンジ及びDレンジ設定時にはともに油圧が排出されることで解放される第1摩擦締結要素と第2摩擦締結要素と、所定容積を有するとともにその背圧の調整により作動特性が変更可能とされた棚圧形成用のアキュームレータと、NレンジからRレンジへの変速時には上記アキュームレータにより上記第1摩擦締結要素の締結用棚圧が形成され、RレンジからNレンジへの変速時には上記アキュームレータにより上記第2摩擦締結要素の解放用棚圧が形成される如く該アキュームレータの背圧を調整する背圧調整手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。

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