特許
J-GLOBAL ID:200903080592057343

アルミニウムを含有する塩酸-リン酸系廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-350333
公開番号(公開出願番号):特開平7-195084
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 アルミニウム含有塩酸-リン酸系廃液の処理方法を提供する。【構成】 (1)アルミニウム含有塩酸-リン酸系廃液を濃縮して塩化アルミニウム結晶を析出させてスラリーを生成し、(2)スラリーに、スラリー母液内のアルミニウム1モルに対して塩素0.1〜1モル相当量の塩酸を添加して塩化アルミニウム結晶を析出させ、結晶と母液を分離し、(3)母液に、工程(1)の濃縮前廃液中のアルミニウム1モルに対して塩素2〜6モル相当量の塩酸を添加して塩化アルミニウム結晶を析出させ、結晶と母液を分離する。【効果】 高純度塩化アルミニウム結晶の回収とアルミニウムの高回収率とを達成でき、リン酸回収率も高い。
請求項(抜粋):
(1)アルミニウムを含有する塩酸-リン酸系廃液を濃縮して塩化アルミニウム結晶を析出させることによりスラリーを生成し、(2)前記工程(1)で得られるスラリーに、スラリー母液内のアルミニウム1モルに対して塩素0.1〜1モルに相当する量の塩酸を添加して塩化アルミニウム結晶を析出させてから、塩化アルミニウム結晶と母液とを分離し、そして(3)前記工程(2)で得られた母液に、前記工程(1)の濃縮前廃液中のアルミニウム1モルに対して塩素2〜6モルに相当する量の塩酸を添加して塩化アルミニウム結晶を析出させてから、塩化アルミニウム結晶と母液とを分離することを特徴とする、アルミニウムを含有する塩酸-リン酸系廃液の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/58 ZAB ,  B01D 9/02 ,  C01F 7/56

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