特許
J-GLOBAL ID:200903080600842462

タイヤ製造ドラム上でのタイヤ構成材の組み立て方法、タイヤ製造ドラム、およびタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158825
公開番号(公開出願番号):特開平7-052275
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 タイヤ構成材間での空気の閉じ込めを防止する。【構成】 ドラムスリーブ32およびドラムスペーサ31を備えたタイヤ製造ドラムは、第1のサイドウォールインサート26および第2のサイドウォールインサート30を配置するインサート位置として、タイヤ製造ドラムの円筒面よりも下がった位置となる溝20を有する。第1のサイドウォールインサート26は、ライナー24上に設置され、第2のサイドウォールインサート30は、第1のサイドウォールインサート26上に設置された第1のカーカスプライ28上に設置される。第2のサイドウォールインサート30上には、第2のカーカスプライ(不図示)が配置される。第1のカーカスプライ28および第2のカーカスプライは、概ね平坦な形状で設置され、各構成材の間に空気が閉じ込めらるのが防止される。
請求項(抜粋):
円筒面を有するタイヤ製造ドラム上でタイヤ構成材を組み立てる方法であって、(a)前記タイヤ製造ドラムの円筒面にライナーを設置する工程と、(b)前記タイヤ製造ドラムの両端からそれぞれ間隔をあけて離れているインサート位置において、前記円筒面よりも下がった位置でかつ前記タイヤ製造ドラムの周囲に、それぞれ第1のインサートを配置する工程と、(c)前記ライナーおよび前記第1のインサートの前記円筒面上の前記タイヤ製造ドラムの周囲に、補強材の第1のプライを設置する工程と、(d)前記タイヤ製造ドラムの両端からそれぞれ間隔をあけて離れている前記各インサート位置において、前記第1のプライの上に第2のインサートをそれぞれ配置する工程と、(e)前記第1のプライおよび前記第2のインサートの上に、補強材の第2のプライを設置する工程と、(f)前記タイヤ製造ドラムの両端に環状のビードを配置する工程と、(g)前記タイヤ製造ドラムを広げて前記円筒面の直径を増大させ、前記タイヤ製造ドラムの両端にショルダーを形成する工程と、(h)前記各ビードの周りで前記第1のプライおよび前記第2のプライの縁を折り返す工程と、(i)前記第2のプライの周囲に、ベルトおよびトレッドアセンブリを配置する工程と、(j)組み立てられたタイヤ構成材を前記タイヤ製造ドラムから取り外すために、前記タイヤ製造ドラムを収縮させる工程とを有することを特徴とする、タイヤ製造ドラム上でのタイヤ構成材の組み立て方法。
IPC (4件):
B29D 30/20 ,  B29D 30/24 ,  B60C 13/00 ,  B60C 17/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-187728
  • 特開平4-284228

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