特許
J-GLOBAL ID:200903080605266893
金属板圧延品質監視システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296849
公開番号(公開出願番号):特開平11-129030
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 圧延機の性能劣化等による品質を監視し、限界以上の品質低下があった場合、警報を発し、品質低下原因を推定するシステムを提供すること。【解決手段】 オフゲージ率などの品質指標の経時変化を規格別、材質別、圧延寸法別などで層別して把握し、経時変化を表示する。また、品質の急激な変化または限界以上の悪化を検出し、警報を発信する。さらに品質要求レベルの変化との関連、制御コンピュータなどの圧延制御系の制御パラメータ変化との関連から、品質低下原因を推定する。
請求項(抜粋):
素材情報、圧延指示情報および製品情報の入力手段と、品質管理基準の入力手段と、品質計測値の入力手段と、圧延機周辺プロセス信号の入力手段とを備え、圧延制御系の制御パラメータの入力手段および圧延中の手動介入状態の入力手段の少なくとも一つの入力手段とを備え、前記の各入力手段からのデータを保存する品質データベースと、品質データベースを管理区分別に層別して検索し、品質情報を抽出する機能とを備え、品質情報を統計演算して統計値を求める機能を備え、統計値があらかじめ設定された限界を超えたとき警報を発信する機能と、統計値があらかじめ設定された変化量の限界を超えたとき警報を発する機能と、統計値の経時変化を表示する機能、および、素材、圧延指示に関する構成比率の値、品質管理基準および圧延制御系の制御パラメータの値のうち、少なくとも一つの値の前回までの値と今回の値とを比較することにより前記警報を発信するに至った原因を推定する機能のうち少なくとも一つの機能とを備えたことを特徴とする金属板圧延品質監視システム。
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