特許
J-GLOBAL ID:200903080611976045

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322608
公開番号(公開出願番号):特開平10-164262
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 親機側のモデムの数が回線の数よりも少ない場合に、子機との間でファクシミリ通信等のデータ通信を簡易にかつ効率的に行なわせる。【解決手段】 PHS等の通信システムを構成する親機201内には、回線202の数よりも少ないモデム215が設けられており、回線監視部216が回線202およびモデム215の使用状況を監視している。子機203内には通信許可検出部226が設けられており、回線監視部216の監視結果としてADPCM224を経由しない通信が行なえることが検出されたときには、ダイレクトに効率の良い通信を行う。それ以外の場合にはADPCM224を使用した“見なし音声通信”を行なう。両通信の切り替えを行なったり、後でダイレクトに効率の良い通信を行いたいときにはそれを親機201に予約することもできる。
請求項(抜粋):
通信しようとするディジタルデータを入力するディジタルデータ入力手段と、このディジタルデータ入力手段に入力されたディジタルデータをアナログ音声入力と同様のアナログデータに変換するためのディジタル・アナログデータ変換手段と、このディジタル・アナログデータ変換手段によって変換された後のアナログデータをパルス符号変調するパルス符号変調手段と、このパルス符号変調手段で変調された後のディジタルデータとしての変換後ディジタルデータあるいは前記ディジタルデータ入力手段に入力されて前記パルス符号変調手段を介さないディジタルデータとしての高速用ディジタルデータのいずれか一方を無線で送信する子機側無線送信手段とを備えた1または複数の子機と、複数の回線に接続されて他の基地局との間で通信を行う通信制御部と、前記子機側無線送信手段とディジタルデータによって無線通信を行う親機側無線通信手段と、この親機側無線通信手段が前記変換後ディジタルデータを受信したときこれをアナログデータに変換する第1のディジタル・アナログデータ変換手段と、1以上で前記回線の数よりも少ない数だけ用意され前記親機側無線通信手段が前記高速用ディジタルデータを受信したときこれをアナログデータに変換するための第2のディジタル・アナログデータ変換手段と、前記複数の回線のいずれかと前記第2のディジタル・アナログデータ変換手段が共に使用可能な状態であるとき前記高速用ディジタルデータの送信を可能と判別しこれ以外のときにはこの高速用ディジタルデータの送信を不可能と判別する高速用ディジタルデータ通信可否判別手段と、この高速用ディジタルデータ通信可否判別手段が前記高速用ディジタルデータの送信を可能と判別した状態で前記第2のディジタル・アナログデータ変換手段によって変換されたデータを選択しこれを前記通信制御部を介して前記基地局に送信させる送信制御手段とを備えた親機とを具備することを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04M 11/00 303 ,  H04Q 7/38 ,  H04N 1/32
FI (3件):
H04M 11/00 303 ,  H04N 1/32 Z ,  H04B 7/26 109 M

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