特許
J-GLOBAL ID:200903080613506160

画像の位置合わせ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-056060
公開番号(公開出願番号):特開平10-049681
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 基準となる画像に対して位置合わせ対象となる画像を最もうまく重ね合わせることができる位置を高速に求める。【解決手段】 基準画像と対象画像との位置合わせのよさの指標として、基準画像と対象画像との重複領域における残差をその重複領域に含まれる要素数により正規化した類似測度を用いる。対象画像の基準画像に対する或る重なり位置の候補の類似測度を求める際、今までの最良類似測度と今回の重複領域の要素数とを乗じた値を計算打切りの閾値として設定し(A6)、今回の重複領域の残差を計算する(A8,A9)。計算途中の残差が閾値を超えた場合には計算を打ち切り(A10)、閾値を超えなかった場合には今回の類似測度が今までの最良のものなので、最良類似測度を更新し(A11)、次の重なり位置の候補に対する類似測度の計算に進む。最良類似測度が得られた重なり位置の候補を位置合わせ結果とする。
請求項(抜粋):
基準となる画像に対して位置合わせ対象となる画像を最もうまく重ね合わせることができる位置を求める画像の位置合わせ方法であって、基準画像と対象画像との位置合わせのよさの指標として、基準画像と対象画像との重複領域における残差をその重複領域に含まれる要素数により正規化した類似測度を用い、対象画像の基準画像に対する各重なり位置の候補における類似測度のうち、最良の類似測度が得られた重なり位置の候補を基準画像に対するその対象画像の位置合わせ位置とする方法において、対象画像の基準画像に対する各重なり位置の候補における類似測度を求める際、今回の重なり位置の候補による両画像の重複領域の要素数と今までの最良類似測度とから今回の類似測度算出で使用する計算打切り用の閾値を設定するステップと、今回の重なり位置の候補による両画像の重複領域における残差を計算する過程において、計算途中の残差が前記閾値を超過した場合には残りの残差計算を取り止めて次の重なり位置の候補における類似測度の算出に進み、前記閾値を超過することなく残差計算が終了した場合には得られた残差をその重複領域に含まれる要素数により正規化した類似測度で最良類似測度を更新するステップとを含むことを特徴とする画像の位置合わせ方法。
FI (2件):
G06F 15/70 330 P ,  G06F 15/70 455 B

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