特許
J-GLOBAL ID:200903080613666868

加硫可能なゴム組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247613
公開番号(公開出願番号):特開平9-040819
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明の加硫可能なゴム組成物は、メタロセン系触媒を用いて調製された、エチレンと、炭素原子数3〜20のα- オレフィンと、炭素・炭素二重結合のうち当該触媒で重合可能な炭素・炭素二重結合が、1分子内に1個のみ存在する非共役ポリエンとからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)、およびエチレン、プロピレンおよび必要に応じて非共役ポリエンからなるエチレン・プロピレン共重合体ゴム(B)を特定の割合で含んでいる。この成分(A)は、エチレンから導かれる単位と炭素原子数3〜20のα- オレフィンから導かれる単位とのモル比、ヨウ素価、極限粘度[η]およびgη*が特定の範囲にある。【効果】 上記ゴム組成物は、加工性(成形性)に優れ、しかも、強度特性、耐熱老化性、耐候性、耐オゾン性に優れた加硫ゴムを提供することができる。
請求項(抜粋):
エチレン、炭素原子数3〜20のα- オレフィンおよび非共役ポリエンからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)と、エチレン、プロピレンおよび必要に応じて非共役ポリエンからなるエチレン・プロピレン共重合体ゴム(B)とを5/95〜95/5の重量比[(A)/(B)]で含む加硫可能なゴム組成物であって、該エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、メタロセン系触媒の存在下に、エチレンと、炭素原子数3〜20のα- オレフィンと、炭素・炭素二重結合のうち当該触媒で重合可能な炭素・炭素二重結合が、1分子内に1個のみ存在する非共役ポリエンとをランダム共重合させることにより得られ、(1) (a) エチレンから導かれる単位と(b) 炭素原子数3〜20のα- オレフィンから導かれる単位とを、40/60〜95/5[(a)/(b)]のモル比で含有し、(2) ヨウ素価が1〜50であり、(3) 135°Cデカリン中で測定される極限粘度[η]が、0.1〜10dl/gであり、かつ、(4) 上記(3) で測定される極限粘度[η]と、これと同一重量平均分子量(光散乱法による)であるエチレン含量が70モル%の直鎖エチレン・プロピレン共重合体の極限粘度[η]blank との比[gη*(=[η]/[η]blank)]が0.2〜0.95であることを特徴とする加硫可能なゴム組成物。
IPC (4件):
C08L 23/08 LCE ,  C08L 9/00 LBG ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 23/18 LCZ
FI (4件):
C08L 23/08 LCE ,  C08L 9/00 LBG ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 23/18 LCZ
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-191705
  • 特開平3-122146
  • 特開平3-200854

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