特許
J-GLOBAL ID:200903080617028050

溶解シリカ含有コンクリート混和液

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-188395
公開番号(公開出願番号):特開平6-087638
出願日: 1991年04月26日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、コンクリートの他 モルタルやセメントを使用する製品製造時におけるブリージングの抑制やエフロレッセンスを防止し、バラツキが少く且つ確実な強度の向上を実現し、更に緻密な組織の形成による水密性の改善を行うことのできるアルカリ分を含まない、溶解シリカ分のみからなる混和液を提供することを目的とする。この混和液を混練水として使用すると、セメント粒子の水和及びポゾラン反応が促進されるのでブリージングの抑制や、エフロレッセンスの防止効果は勿論モルタルの初期から長期に亘る強度の向上、水密性の改善が確認された。【構成】 この混和液は、珪酸アルカリを水で稀釈しそのPHを12以上に保持して珪酸の重合を停止させつつ陽イオン交換樹脂層と接触させて、アルカリイオンを除去して得られる溶解シリカ分のみからなる溶液であり、必要に応じてシリカ分の濃度を1,000mg/lから50,000mg/lの範囲に変化させることができる。
請求項(抜粋):
シリカ含有量が1,000乃至10,000mg/lとなる様に珪酸アルカリを水で稀釈し、これに苛性ソーダ溶液を加えてPHを12〜13の範囲に調整した後、酸性陽イオン交換樹脂の層を通過させて、アルカリイオンを除去して実質的に溶質がシリカ分のみからなる、溶解シリカ含有コンクリート混和液。
IPC (2件):
C04B 22/06 ,  C04B 28/18

前のページに戻る