特許
J-GLOBAL ID:200903080618193232

向上した相溶性を有するエチレン/α-オレフィンの共重合体から製造されるポリマーブレンド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  大森 規雄 ,  鈴木 康仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-502015
公開番号(公開出願番号):特表2008-545810
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2008年12月18日
要約:
【課題】 向上した特性を有するポリマーブレンドを開発し続ける【解決手段】 少なくとも1つのエチレン/α-オレフィン共重合体、およびホモポリマーであってよい2種類のポリオレフィンを含むポリマーブレンドを開示する。エチレン/α-オレフィン共重合体は、少なくとも1つのハードブロックおよび少なとも1つのソフトブロックを含むブロックコポリマーである。いくつかの実施形態において、エチレン/α-オレフィン共重合体は、その他の場合は相溶性でないことがある2つのポリオレフィン間の相溶化剤として機能することができる。ポリマーブレンドの製造法、およびポリマーブレンドから製造された成形品も開示する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ポリマーブレンドであって、 (i)第一ポリオレフィン; (ii)第二ポリオレフィン;および (iii)エチレン/α-オレフィン共重合体; を含み、第一ポリオレフィン、第二ポリオレフィンおよびエチレン/α-オレフィン共重合体が異なり、エチレン/α-オレフィン共重合体が、 (a)約1.7〜約3.5のMw/Mn、少なくとも1つの融点Tm(°C)、および密度d(g/cm3)を有し、ここで、Tmおよびdの数値は下記の関係式に対応し: Tm>-2002.9+4538.5(d)-2422.2(d)2;または (b)約1.7〜約3.5のMw/Mnを有し、かつ、融解熱ΔH(J/g)、および最高DSCピークと最高CRYSTAFピークとの温度差として定義されるデルタ量ΔT(°C)によって特徴付けられ、ΔTおよびΔHの数値は下記の関係を有し: 0より大きく130J/gまでのΔHについては、ΔT>-0.1299(ΔH)+62.81、 130J/gより大きいΔHについては、ΔT≧48°C、 ここで、CRYSTAFピークは累積ポリマーの少なくとも5%を用いて測定され、ポリマーの5%未満が特定しうるCRYSTAFピークを有する場合、CRYSTAF温度は30°Cであり;または (c)エチレン/α-オレフィン共重合体の圧縮成形フィルムを用いて測定された、300%歪および1サイクルにおける弾性回復率Re(%)によって特徴付けられ、かつ密度d(g/cm3)を有し、ここで、Reおよびdの数値は、エチレン/α-オレフィン共重合体が架橋相を実質的に有さない場合に下記の関係式を満たし: Re>1481-1629(d);または (d)TREFを用いて分画した場合に40°C〜130°Cで溶離する分子画分を有し、該画分が、同じ温度範囲で溶離する比較対象となるランダムエチレン共重合体画分より少なくとも5%高いコモノマーモル含量を有することを特徴とし、該比較対象となるランダムエチレン共重合体は、同じコモノマー(単数または複数)を有し、かつ、エチレン/α-オレフィン共重合体のそれの10%以内のコモノマーモル含量(全ポリマーに基づく)、メルトインデックス、及び密度を有し;または (e)25°Cにおける貯蔵弾性率G’(25°C)、および100°Cにおける貯蔵弾性率G’(100°C)を有し、G’(25°C)/G’(100°C)の比が約1:1〜約9:1である; ポリマーブレンド。
IPC (3件):
C08L 23/00 ,  C08L 23/08 ,  C09K 3/10
FI (3件):
C08L23/00 ,  C08L23/08 ,  C09K3/10 Z
Fターム (18件):
4H017AA04 ,  4H017AB07 ,  4H017AD01 ,  4J002BB05X ,  4J002BB05Y ,  4J002BB12W ,  4J002BB15X ,  4J002FD010 ,  4J002FD020 ,  4J002FD050 ,  4J002FD070 ,  4J002FD090 ,  4J002FD100 ,  4J002FD170 ,  4J002GC00 ,  4J002GJ02 ,  4J002GM01 ,  4J002GN01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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