特許
J-GLOBAL ID:200903080619010280

直線駆動型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150876
公開番号(公開出願番号):特開2000-341905
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 スクリューシャフトの軸方向の移動量を規制するストッパ機構若しくはロータの回転量を規制するセンサ機構等を外部に設ける必要がなく、何時でもモータの再起動が可能な、取り扱いの容易な直線駆動型モータを提供する。【解決手段】 ロータの回転力をスクリューシャフトに伝達する回転伝達機構を備え、この回転伝達機構が、少なくとも2個以上の凸部壁面と少なくとも2個以上の凸部端面とを有する熱可塑性樹脂からなる摺動部材と、ロータの軸中心に形成され、前記摺動部材及び前記スクリューシャフトが軸方向に摺動自在で、且つ、前記摺動部材の凸部壁面と各々当接する凹部壁面を有する摺動孔部とからなり、前記摺動部材の凸部端面と、前記ロータの端面に対向した軸受の端面とが当接することにより、前記スクリューシャフトの軸方向の摺動を抑制しロータの回転を停止可能ならしめるとともに、この当接により生じた最大摩擦をモータの再起動を妨げない値以下とした。
請求項(抜粋):
コイルに通電することにより回転するロータ部と、一部にねじ部が形成されたスクリューシャフトと、前記ロータ部の回転力を前記スクリューシャフトに伝達する回転伝達機構と、前記スクリューシャフトの回転力を該スクリューシャフトの軸方向推進力に変換する固定ナット等からなる運動変換機構と、前記スクリューシャフトを回転自在及び軸方向に摺動自在に保持する軸受とを備える直線駆動型モータにおいて、前記回転伝達機構が、スクリューシャフトの略中央部に形成され、少なくとも2個以上の凸部壁面と少なくとも2個以上の凸部端面とを有する熱可塑性樹脂からなる摺動部材と、ロータの軸中心に形成され、前記摺動部材及び前記スクリューシャフトが軸方向に摺動自在で、且つ、前記摺動部材の凸部壁面と各々当接する凹部壁面とを有する摺動孔部とからなり、前記摺動部材の凸部端面と、前記ロータの端面に対向した前記軸受の端面とが当接することにより、前記スクリューシャフトの軸方向の摺動を抑制しロータの回転を停止可能ならしめるとともに、この当接により生じた最大摩擦をモータの再起動を妨げない値以下としたことを特徴とする直線駆動型モータ。
IPC (3件):
H02K 7/06 ,  F16H 25/20 ,  H02K 7/12
FI (3件):
H02K 7/06 A ,  F16H 25/20 H ,  H02K 7/12 A
Fターム (7件):
5H607BB14 ,  5H607BB21 ,  5H607CC01 ,  5H607DD02 ,  5H607DD03 ,  5H607EE53 ,  5H607HH00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-208045
  • 特開平4-208045

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