特許
J-GLOBAL ID:200903080620564191
流体軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-199977
公開番号(公開出願番号):特開2002-021844
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 遠心力による潤滑剤の飛散が生じにくく、また、長期にわたる使用においても潤滑剤が枯渇しにくく、長期信頼性の高い流体軸受装置を提供する。【解決手段】 一端にスラストプレート15を有する軸13と、軸13が回転自在に嵌挿されたスリーブ12とを備え、複数の略くの字状の溝17aからなる動圧発生用溝17を、軸13の外周面と該外周面に対向するスリーブ12の内周面との少なくとも一方の2箇所に設けてラジアル流体軸受Rを形成し、スラストプレート15の両平面15s,15sとこれに対向するスリーブ12及びカウンタープレート16との間にスラスト流体軸受Sを形成したスピンドルモータにおいて、2箇所の動圧発生用溝17のうち外気側の動圧発生用溝のパターンを軸方向に非対称な形状とし、略くの字状の溝7aの軸方向の幅のうち屈曲部Pから外気側の端部Eoまでの幅Boを、屈曲部Pから逆側の端部Eiまでの幅Biより大とした。
請求項(抜粋):
一端にフランジ部を有する軸と、該軸が回転自在に嵌挿されたスリーブとを備えるとともに、前記軸の円周方向に沿って並べられた複数の略くの字状の溝で構成されるヘリングボーン状の動圧発生用溝を、前記軸の外周面と該外周面に対向する前記スリーブの内周面との少なくとも一方の1箇所以上に設けてラジアル流体軸受を形成し、前記フランジ部の少なくとも一方の平面とこれに対向する相手部材との間にスラスト流体軸受を形成した流体軸受装置において、前記動圧発生用溝のうち最も外気側に位置する動圧発生用溝のパターンを、軸方向に非対称な形状とし、前記略くの字状の溝の軸方向の幅のうち屈曲部から外気側の端部までの幅を、前記屈曲部から逆側の端部までの幅より大としたことを特徴とする流体軸受装置。
Fターム (6件):
3J011BA02
, 3J011CA03
, 3J011JA02
, 3J011KA04
, 3J011LA04
, 3J011MA04
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