特許
J-GLOBAL ID:200903080630208270

スペックル干渉の画像解析における位相アンラッピング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-293085
公開番号(公開出願番号):特開2001-311613
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【目的】 動的被観察体の位相情報を和差法により求めるスペックル干渉の画像解析における位相アンラッピング方法において、ラッピングされた被観察体の位相分布曲線における、ラッピングに係る反転位置を、強度差Isubの極小点および強度和Iaddの極小点から求めることにより、スペックルノイズの影響を排除して、高精度にアンラッピング処理を行う。【構成】 ラッピングされた位相曲線φ ́に対しては、強度差Isub曲線(細い実線)の極小値から折れ曲がり点位置A、C、Eが、強度差Iadd曲線(破線)の極小値から折れ曲がり点位置B、Dがそれぞれ見つけられるので、位置A-Bの第1領域については位相値φ ́を、位置B-Cの第2領域については位相値2π-φ ́を、位置C-Dの第3領域については位相値2π+φ ́を、位置D-Eの第4領域については位相値4π-φ ́を、各々位相値φとして位相アンラッピング処理を行い、本来の位相曲線φを得る。
請求項(抜粋):
スペックル干渉法を用いて得られた、動的被観察体の位相情報を担持したスペックルパターン画像を解析して求めた、所定位相範囲に位相ラッピングされた被観察体の位相φ ́の分布曲線を、位相アンラッピングする方法であって、前記被観察体の動きの前後における2つのスペックルパターン画像の強度Ibefore、Iafterについての強度差をIsub、強度和をIaddとしたとき、これら強度差Isubおよび強度和Iaddに基づいて前記被観察体の位相φ ́の分布曲線を求める方法において、前記位相ラッピングされた被観察体の位相φ ́の分布曲線における、ラッピングに係る反転位置を、前記強度差Isubの極小点および前記強度和Iaddの極小点から求めることを特徴とするスペックル干渉の画像解析における位相アンラッピング方法。
IPC (2件):
G01B 11/24 ,  G01B 11/16
FI (2件):
G01B 11/16 ,  G01B 11/24 D
Fターム (20件):
2F065AA65 ,  2F065BB13 ,  2F065CC00 ,  2F065DD04 ,  2F065FF56 ,  2F065GG04 ,  2F065HH12 ,  2F065HH14 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ09 ,  2F065JJ26 ,  2F065QQ00 ,  2F065QQ25 ,  2F065QQ26 ,  2F065QQ27 ,  2F065QQ29 ,  2F065QQ31 ,  2F065QQ32 ,  2F065QQ33 ,  2F065SS00

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