特許
J-GLOBAL ID:200903080631001890

抵抗溶接制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 聖孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-107027
公開番号(公開出願番号):特開平11-285852
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】[課題] インバータ制御交流式の抵抗溶接において極性切換時の溶接エネルギーの中断を短くして発熱効率を高め、通電時間の短縮化および溶接品質の向上を図る。[解決手段] 各通電期間が開始すると、制御部は、インバータの該当する極性のスイッチング素子にたとえばHレベルのオン信号を供給し、それらのスイッチング素子をオンにし、かつそのままオン状態に保持する(ステップS1 )。これにより、溶接トランスの一次側および二次側で電流が流れ始め、急勾配で立ち上がる。制御部は、電流センサからの電流検出信号<I1 >が当該通電期間における電流立ち上げ用設定電流値IF に達すると(ステップS3 ,S4 )、上記オン信号を止めて、代わりにPWM信号を供給し、上記スイッチング素子を高周波数(たとえば10kHz)でスイッチング制御する(ステップS5 〜S9 )。
請求項(抜粋):
溶接トランスの二次電圧を整流することなく溶接電極を介して被溶接材に供給して抵抗溶接を行うための抵抗溶接制御装置において、商用周波数の交流を整流回路で直流に変換するための整流回路と、入力端子が前記整流回路の出力端子に電気的に接続され、出力端子が前記溶接トランスの一次側端子に電気的に接続されたインバータと、1回の抵抗溶接のための通電時間を構成する複数の通電期間において、奇数番目の通電期間では第1の極性で通電し、偶数番目の通電期間では前記第1の極性とは逆の極性である第2の極性で通電するように前記インバータを制御する通電シーケンス制御手段と、前記溶接トランスの一次側または二次側の電流を検出し、検出した電流の値を表す電流検出信号を出力する電流検出手段と、各々の前記通電期間において、通電開始から前記電流検出信号が所定の設定電流値に達するまで前記インバータを前記第1の極性または前記第2の極性で実質上連続的にオン状態に保持して前記電流を立ち上げる電流立ち上げ制御手段と、各々の前記通電期間において、前記電流が前記設定電流値に達してから通電終了まで前記インバータを前記第1の極性または前記第2の極性で連続的に所定の高周波数でスイッチング制御するスイッチング制御手段とを具備することを特徴とする抵抗溶接制御装置。
IPC (2件):
B23K 11/24 392 ,  H02M 9/00
FI (2件):
B23K 11/24 392 ,  H02M 9/00 B

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