特許
J-GLOBAL ID:200903080633972396

含フッ素エーテル化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115107
公開番号(公開出願番号):特開平9-301911
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 代替フロン用冷凍機オイル等として有用な高純度の含フッ素エーテル系化合物を、簡単な操作で収率良く製造する方法を提供する。【解決手段】 2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチルペンタン等の水酸基含有化合物と、テトラフルオロエチレン等の含フッ素オレフィンを反応させて、2,2-ビス〔4-(1,1,2,2-テトラフルオロエトキシ)フェニル〕-4-メチルペンタン等の含フッ素エーテル化合物を製造するにあたり、反応後の溶液から溶剤を留去して得られる懸濁液より遠心分離または濾過により固形分を除去して、触媒由来のアルカリ金属イオン含量100ppm以下の含フッ素エーテル化合物を得る。
請求項(抜粋):
下記一般式[1-a]で表される水酸基含有化合物と炭素数2〜25の含フッ素オレフィンとの反応により、下記一般式[1-b]で表される含フッ素エーテル化合物を製造するにあたり、(1)一般式[1-a]で表される水酸基含有化合物と炭素数2〜25の含フッ素オレフィンを、極性溶剤中、塩基性アルカリ金属触媒の存在下で反応させて一般式[1-b]で表される含フッ素エーテル化合物を含有する反応溶液を得、(2)当該反応溶液より未反応の含フッ素オレフィンと極性溶媒を主成分とする低沸点成分を留去し、一般式[1-b]で表される含フッ素エーテル化合物中に塩基性アルカリ金属触媒由来の固形分が浮遊した懸濁液を得、(3)当該懸濁液より遠心分離または濾過により固形分を除去して、アルカリ金属イオン含量100ppm以下の一般式[1-b]で表される含フッ素エーテル化合物を得ること、を特徴とする含フッ素エーテル化合物の製造方法。R(OH)n [1-a]R(ORf)n [1-b](Rは炭素数1〜60個のn価の炭化水素基を示す。nは1〜4の整数を表す。Rfは、フルオロカーボン基、またはその部分置換体を表し、Rf中の炭素原子の数は2〜25の範囲であり、かつ、Rf中のフッ素原子の数/炭素原子の数の比は0.6〜3.0の範囲である。なお、nが2以上の場合には、一般式[1-b]で表される化合物は複数の種類のORf基より構成されていても良い。)
IPC (8件):
C07C 43/225 ,  B01J 23/04 ,  C07C 41/06 ,  C07C 41/34 ,  C10M105/54 ,  C07B 61/00 300 ,  C09K 5/04 ,  C10N 40:30
FI (7件):
C07C 43/225 C ,  B01J 23/04 Z ,  C07C 41/06 ,  C07C 41/34 ,  C10M105/54 ,  C07B 61/00 300 ,  C09K 5/04

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