特許
J-GLOBAL ID:200903080638115858

内燃機関のバルブタイミング変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-015955
公開番号(公開出願番号):特開2001-207812
出願日: 2000年01月25日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 シール体が移動してベーンとハウジング部材との相対回動を妨げることを有利に防止可能な、内燃機関のバルブタイミング変更装置を提供する。【解決手段】 プーリ3と共に回転するハウジング部材4内にベーン部材15を収容する。前記ベーン部材15に、放射方向に突出する複数のベーン18を設けて、ハウジング部材4内に複数の作動油室19,20を形成する。前記ベーン18の先端のシール溝18A内に、複数の作動油19,20室間を封止するシール部材21を設ける。前記シール部材21を、ハウジング部材4に接するシール面22Aを備えた略角柱状のシール22体と、このシール体22をハウジング部材4の摺動面4A側に付勢するばね部材23とから形成する。前記シール体22のシール面22Aを凸形状に形成すると共に、このシール面22Aが接するハウジング部材4の摺動面4Aを、シール面22Aに整合す凹形状に形成した。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して回転される回転体と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転体に対してカムシャフトを相対回動させて吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更可能な内燃機関のバルブタイミング変更装置であって、前記回転体とカムシャフトとの何れか一方と共に回転するハウジング部材と、このハウジング部材内に相対回動自在に収容されて、回転体とカムシャフトとの何れか他方と共に回転するベーン部材と、このベーン部材の放射方向に突出して設けられ、ハウジング部材内に円周方向に複数の作動油室を区画形成するベーンと、このベーンの先端またはハウジング部材の一方に形成したシール溝内に配置されて、複数の作動油室間を封止するシール部材と、前記作動油室に作動油を供給及び排出可能な油圧吸排手段と、を備えてなる内燃機関のバルブタイミング変更装置において、前記シール部材が、ハウジング部材またはベーンの摺接面に接するシール面を備えた略角柱状のシール体と、このシール体をハウジング部材またはベーンの摺動面側に付勢するばね部材とを備え、前記シール体のシール面が凸形状または凹形状に形成されていると共に、このシール面が接するハウジング部材またはベーンの摺動面が、シール面に整合する凹形状または凸形状に形成されていることを特徴とする、内燃機関のバルブタイミング変更装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ベーンシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-240954   出願人:エヌティエヌ株式会社

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