特許
J-GLOBAL ID:200903080638326565

ブロック共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-258612
公開番号(公開出願番号):特開2004-091752
出願日: 2002年09月04日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】スチームストリッピング法でクラムを取得し、さらに脱水、乾燥してビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとからなるブロック共重合体を製造する方法において、脱水、乾燥前のクラム中に含まれる溶媒濃度を予め低く抑えるとともに、通常の乾燥処理でも残存溶媒が容易に揮発除去できる形状のクラムを析出させることにより、残留溶媒濃度が低いブロック共重合体の製造方法を提供する。【解決手段】ブロック共重合体の、ポリマー濃度が10〜60重量%の範囲内にある炭化水素溶媒溶液を、特定の条件(重合体溶液の供給位置、析出缶内の温度、圧力等)でスチームストリッピングすること。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化水素溶媒中で有機金属化合物を触媒として重合した、ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとからなるブロック共重合体の溶液から該溶媒をスチームストリッピングする方法において、析出缶内液中へのブロック共重合体溶液の供給位置が下記の式を満足するように設定することにより得られたクラム状のブロック共重合体を脱水、乾燥することを特徴とする残存溶媒濃度の低いブロック共重合体クラムの製造方法。 (9/10)P3<P1+P2<P3 P1=ブロック共重合体の供給位置における析出缶内液のヘッド圧(kPa)。 P2=析出缶内の気相部の圧力(kPa)。 P3=ブロック共重合体の供給位置での析出缶内液の温度における溶媒の沸点蒸気圧(kPa)または該炭化水素溶媒と水とが共沸する場合はその共沸蒸気圧(kPa)。
IPC (1件):
C08F6/12
FI (1件):
C08F6/12
Fターム (6件):
4J100GC02 ,  4J100GC07 ,  4J100GC13 ,  4J100GC26 ,  4J100GD02 ,  4J100JA28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-218614

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