特許
J-GLOBAL ID:200903080645360841

フィードフォワード増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136740
公開番号(公開出願番号):特開平5-335841
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】本発明は通信信号帯域の中心と、補償帯域の中心とを一致させることができると共に、広帯域に歪補償を行うことができるフィードフォワード増幅器を提供することを目的とする。【構成】各々異なるキャリア周波数の複数の通信信号を合成した主信号を増幅し、この増幅信号に、通信信号の最も低い周波数と最も高い周波数との近傍の周波数の第1及び第2パイロット信号を合成し、第1及び第2パイロット信号を検波した結果に応じて制御手段で、出力される主信号中の歪を除去するように構成する。
請求項(抜粋):
各々異なるキャリア周波数(f1 〜 f4 ) の複数の通信信号(F1 〜F4) が合成された主信号(S1)を増幅して出力するフィードフォワード増幅器において、前記主信号(S1)を分岐し、この分岐された一方の主信号(S1)を増幅し、且つ前記通信信号(F1 〜F4) の最も低い周波数と最も高い周波数との近傍の周波数の第1及び第2パイロット信号(P1,P2) を合成し、この合成信号(S3)中の通信信号(F1 〜F4) と逆相で且つ同レベルとなるように制御手段(16)で位相増幅制御された、先に分岐された他方の主信号(S1)で、該合成信号(S3)中の通信信号(F1 〜F4)を打ち消すことによって歪及び第1及び第2パイロット信号(P1,P2) から成る歪信号(S6)を抽出する歪抽出手段(Y1)と、該歪抽出手段(Y1)により抽出された歪信号(S6)の位相及びレベルが前記合成信号(S3)中の通信信号(F1 〜F4) と逆相で且つ同レベルとなるように前記制御手段(16)で位相増幅制御した後、前記合成信号(S3)と合成し、この合成により得られる主信号(S9)中の第1及び第2パイロット信号(P1,P2) を検波手段で検波し、この検波された第1及び第2パイロット信号(P1,P2) に応じて該制御手段(16)が該主信号(S9)中の第1及び第2パイロット信号(P1,P2) 及び歪を除去するように、前記双方の位相増幅制御を行う歪除去手段(Y2)とを具備し、歪除去手段(Y2)から歪及び第1及び第2パイロット信号(P1,P2) の除去された通信信号(F1 〜F4) のみからなる主信号(S9)が出力されるようにしたことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平6-507538

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