特許
J-GLOBAL ID:200903080652289095

直接経路で受信した信号に伴う多重経路成分の影響を少なくする方法、システムおよび装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-091097
公開番号(公開出願番号):特開2001-326588
出願日: 2001年03月27日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 受信したPRN CDMAコードに関する精密なタイミングを保持するように、GPSの多重経路による擾乱の効果を最小にする方法、システムおよび装置を提供する。【解決手段】 繰り返し擬似ランダム・ノイズPRNによって変調されている搬送波からなる直接経路信号に伴なう多重経路成分の影響を減少させる方法であって、PRNコードを受けるために受信信号を復調させるステップと、PRNコードに対応するレプリカ・コードを作るステップと、第1〜第5の遅延時でそれぞれレプリカ・コードを遅延させるステップと、レプリカ・コード発生器の開始時間を調整するステップと、レプリカ・コード発生器を調節するステップからなる方法、システムおよび装置。
請求項(抜粋):
Mを正の整数とするとき、コードの長さがMのチップである繰り返し疑似ランダム・ノイズPRNによって変調されている搬送波からなる直接経路信号に伴う多重経路成分の影響を減少させる方法において、つぎのステップを備えることを特徴とする方法:・疑似ランダム・ノイズコードであるPRNコードを得るために受信信号を復調するステップと、・受信した信号のPRNコードに対応するレプリカ・コードを作るステップと、・作られたレプリカ・コードを、互いの遅延間隔が等しい、少なくとも第1と第2と第3の異なる遅延時間で遅延させ、ここにおいて各遅延間隔は1チップ以下であるステップと、・さらに、第2の遅延時間から1チップに等しい第4の遅延時間でそのレプリカ・コードを遅延させ、そして第2の遅延時間から1チップ以上の第5の遅延時間でそのレプリカ・コードを遅延させるステップと、・各遅延されたレプリカ・コードについて相関値を作るように、各遅延されたレプリカ・コードと復調されたPRNコードとの相関を求めるステップと、・第1と第3の遅延時間相関値が互いにほぼ等しく、そしてそれがあらかじめ設定された値より大きくなるまで、レプリカ・コード発生器の開始時間を調整するステップと、・第4と第5の遅延時間の相関値が互いにほぼ等しいかどうかを決定し、そしてその第4と第5の相関値が互いにほぼ等しくなかったとき、第4と第5の相関値が互いにほぼ等しくなるように前記レプリカ・コード発生器を調節するステップと、・第2の遅延時間をPRNコードの開始点と判断するステップ。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  G01S 5/14
FI (2件):
G01S 5/14 ,  H04J 13/00 D

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