特許
J-GLOBAL ID:200903080657276609
印字装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253598
公開番号(公開出願番号):特開平8-118617
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 インクを噴射するインク室に隣接するインク室に発生する圧力を低減させ、かつ予めインク室をグループ分けする事無く、任意のインク室よりインクを噴射させうる高速印字が可能な印字装置を提供すること。【構成】 インク室4b、4dからインクを噴射するとき、金属電極9bから左側の金属電極9と、金属電極9eから右側の金属電極9には負の駆動電圧-E1Vを印加し、金属電極9c、9dには正の駆動電圧+E2Vを印加する。すると、インク室4dでは容積が急激に減少してインク滴が噴射され、インク室4bでは逆に容積が増加し、インクが供給される。また、他のインク室4では、容積の急激な変化は無く、インクの流れを発生させる圧力が生じず、インク滴の噴射は無い。次に、金属電極9に印加した電圧を0Vに戻すと、隔壁6は戻り、インク室4dではインクが供給され、インク室4bからはインク滴が噴射される。
請求項(抜粋):
インクが充填される複数のインク室と、各インク室を隔て、少なくとも一部が圧電材料で形成された隔壁と、前記隔壁の前記圧電部に形成された電極と、前記電極に電圧を印加して前記隔壁を変形させて前記インク室の容積を変化させてインクを噴射させる制御手段とを有する印字装置において、前記制御手段は、インク室の容積を自然状態から拡大してインクを供給し、その後拡大状態から自然状態に戻してインクを噴射させるように前記電極に電圧を印加することと、インク室の容積を自然状態から縮小してインクを噴射させ、縮小状態から自然状態に戻してインクを供給するように前記電極に電圧を印加することとを制御して、噴射しないインク室の容積を変化させないことを特徴とする印字装置。
IPC (2件):
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