特許
J-GLOBAL ID:200903080663272453

低NOx微粉炭バーナと微粉炭燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084249
公開番号(公開出願番号):特開平8-285231
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 バーナ近傍での燃焼灰の付着除去あるいは炉壁へのスラグ付着を防止しながら、NOxの排出濃度が少ない微粉炭燃焼システムを提供すること。【構成】 本発明のバーナでは、三次空気流路に相当するバーナの最外周に位置する空気流路出口側に空気流れの誘導部材として、例えばセパレータ22bを装着するため、火炉側の微粉炭や燃焼ガスの流れを変えることなく、バーナ近傍の火炉壁の表面に空気の噴流を形成させて、粒子が直接火炉壁に衝突するのを防ぐことができる。また、バーナ近傍における火炉壁表面近傍におけるO2分圧が増加するために燃焼灰の溶融温度が約150°C増加することから、バーナのごく近傍における空気のシール効果による、燃焼灰の付着除去効果と併せて、火炉壁の広範囲にわたってスラグ付着を防止することができる。
請求項(抜粋):
石炭などの固体燃料を、空気などの圧縮性流体を用いてバーナへ搬送し、燃焼用空気を多段でバーナへ供給する燃焼装置において、バーナの最外周に位置する空気投入流路に流れる空気の一部分を分流して、バーナ周辺の火炉壁に向けて流れる壁面噴流を形成させる空気誘導部材を当該流路に設けたことを特徴とする低NOx微粉炭バーナ。

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