特許
J-GLOBAL ID:200903080665500887
ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩木 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-025913
公開番号(公開出願番号):特開2008-190630
出願日: 2007年02月05日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
【課題】ラジアル玉軸受の振動・騒音及びトルクの低減を可能とするラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受を提供する。【解決手段】ポケット8の内面円周方向両側部分にアキシアル円筒面を有するラジアル玉軸受用保持器において、そのアキシアル円筒面18a,18bのそれぞれの曲率の中心点O1,O2が、玉5の転動中心軸α上でその玉の中心点O5からそれぞれ相対向するアキシアル円筒面寄りに片寄った位置に存在させ、第一のアキシアル円筒面及び第二のアキシアル円筒面のそれぞれの曲率を玉径の101〜109%の大きさに規制し、かつ、この第一のアキシアル円筒面と第二のアキシアル円筒面で構成される円筒部分の直径を玉径の101〜106%に規制した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の玉を転動自在に保持すべく、全体を円環状に形成し、円周方向複数個所にポケットを設けたラジアル玉軸受用保持器において、
上記各ポケットの内面の一部で保持器の周面側開口縁を含む部分の一端側部分を、玉の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する第一のアキシアル円筒面とし、
同じく他端側部分を、上記玉の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する第二のアキシアル円筒面とし、
上記玉がポケット内の中立位置に存在すると仮定した状態で、
上記第一のアキシアル円筒面の曲率の中心点が、上記玉の転動中心軸上でその玉の中心よりも他端側のアキシアル円筒面寄りに片寄った位置に存在し、
上記第二のアキシアル円筒面の曲率の中心点が、上記玉の転動中心軸上でその玉の中心よりも一端側のアキシアル円筒面寄りに片寄った位置に存在するようにこれら各ポケットの一部で円周方向両側に設けており、
この第一のアキシアル円筒面及び第二のアキシアル円筒面のそれぞれの曲率が玉径の101〜109%の大きさに規制され、かつ、この第一のアキシアル円筒面と第二のアキシアル円筒面で構成される円筒部分の直径が玉径の101〜106%に規制されており、
これら各ポケットの内面の残部で当該ポケット内に保持する玉の転動中心軸の一端側部分を、この玉の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する第一の球状凹面とし、
同じく他端側部分を、上記玉の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する第二の球状凹面とし、
上記玉がポケット内の中立位置に存在すると仮定した状態で、上記第一の球状凹面の曲率の中心点が、上記玉の転動中心軸上でその玉の中心よりも他端側に片寄った位置に存在し、
上記第二の球状凹面の曲率の中心点が、上記玉の転動中心軸上でその玉の中心よりも一端側に片寄った位置に存在する
ことを特徴とするラジアル玉軸受用保持器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA52
, 3J101AA62
, 3J101BA23
, 3J101EA02
, 3J101EA31
, 3J101FA01
, 3J101FA41
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA52
, 3J701AA62
, 3J701BA23
, 3J701EA02
, 3J701EA31
, 3J701FA01
, 3J701FA41
引用特許:
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