特許

J-GLOBAL ID：200903080670539104

電子写真感光体の製造方法

発明者： 柴田 真典 ,  大場 克則
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-316509
公開番号（公開出願番号）：特開平7-168373
出願日： 1993年12月16日
公開日（公表日）： 1995年07月04日
要約：

【要約】【構成】 純水を用いて洗浄した電子写真感光体用導電性基体を水切り乾燥させ、次いで、減圧乾燥又は真空乾燥させた後、基体の表面に感光層を形成する電子写真感光体の製造方法。【効果】 本発明の製造方法によれば、純水を用いて洗浄した後の乾燥時に、活性化された基体を高温に曝すことなく又、真空下で基体表面の酸化を抑制し、更には基体表面に不均一に吸着している水分を除去することにより均一な洗浄面が得られ、従来の1,1,1-トリクロロエタン洗浄液を使用した場合と同等の画像良品率が得られる。更に従来の熱風乾燥・冷却ゾーンよりコンパクトになるばかりでなく、端部乾燥のような局部加熱又は端面のブロー処理等も不要となる。更に付加する熱量が少なくて済むので、ランニングコストも削減できる。

請求項（抜粋）：

純水を用いて洗浄した電子写真感光体用導電性基体を水切り乾燥させ、次いで、減圧乾燥又は真空乾燥させた後、基体の表面に感光層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。