特許
J-GLOBAL ID:200903080671640577

色信号位相補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119737
公開番号(公開出願番号):特開平6-335017
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 PLLの引き込み時間を短縮する。【構成】 選択手段106で入力色差信号のバースト信号をバーストゲートパルスで抜き取り、加算平均手段107で加算平均後、ラッチ回路108で1H間ホールドする。次に、位相検出部109でバースト信号のR-Y,B-Y信号の符号により、象限判別する。判別後±90度以上の位相誤差があれば上位2ビットを用いて90度ローテーション手段115により90度回転させてからPLLで引き込む。【効果】 第1,第4象限にあるバースト信号のベクトルを瞬時に回転させて引き込むため位相が±90度以上ずれた場合や、ヘッドスイッチ時には応答特性が従来と比較して応答速度が約2倍以上早く安定状態に落ちつくため、画面の安定が得られる。
請求項(抜粋):
入力映像信号から搬送色信号を抽出する第1のフィルタ手段と、前記搬送色信号を復調し、色差信号を抽出する乗算手段と、前記乗算手段の出力の高調波成分を除去するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力のノイズを除去する第2のフィルタ手段と、前記第2のフィルタ手段の出力からバースト信号を抽出する選択手段と、前記バースト信号のR-Y,B-Y信号を加算平均する加算平均手段と、加算平均された前記R-Y信号と前記B-Y信号を分離し各々ホールドするラッチ手段と、前記ラッチ手段にストアされたR-Y信号とB-Y信号の最上位ビットの符号を用いて、符号に応じて象限を判定する象限検出手段と、前記象限検出手段の出力に応じて第1,第4象限に符号がある場合は位相を90度回転するローテーション手段と、前記象限検出手段の出力を位相検波する位相検波手段とを備えた色信号位相補正装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-180285
  • 特開昭63-238793
  • 特開平4-139992
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