特許
J-GLOBAL ID:200903080673739317

ワイヤ放電加工装置の基準接触位置の位置決め方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅井 章弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317536
公開番号(公開出願番号):特開平9-136220
出願日: 1995年11月11日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ファジィ推論を用いることにより基準接触位置を高精度で且つ短時間に決定することができるワイヤ放電加工装置の基準接触装置の位置決め方法を提供する。【解決手段】 ワイヤ電極6と被加工物Wとを接触させるべく両者を相対移動させると共に接触後に両者が付かず離れずのサーボ動作を行なう相対移動ステップと、ワイヤ電極6と被加工物Wとの間に検出電圧を印加して接触時の座標データを検出する検出ステップと、前記座標データを有効座標データと無効座標データとに分類する分類ステップと、前記全ての座標データの標準偏差と前記有効座標データの数とに基づいて座標データの収集を停止するか否かを判断する停止判断ステップと、座標データの収集が停止された時の全ての前記有効座標データに基づいて基準接触位置を決定する接触位置決定ステップとを備えるように構成する。これにより、基準接触位置を高精度で且つ高速で求める。
請求項(抜粋):
数値制御装置に格納された位置決めプログラムの実行指令に基づき、一対のワイヤガイド間に張架されて所定の張力下で走行される、または停止した状態で張架されているワイヤ電極と被加工物間に電圧を印加した状態で移動機構により相対移動させ、前記電圧の変化を検出して前記ワイヤ電極と被加工物間の接触位置座標の検出を複数回行って基準接触位置を決定するワイヤ放電加工装置の基準接触位置の位置決め方法において、複数個の前記接触位置座標を順次記憶する工程と、前記記憶された複数の接触位置座標データに基づいて接触検出動作の終了時期を推論する工程と、前記推論結果に基づいて前記位置決めプログラムの実行終了信号を出力すると共に前記基準接触位置を求める工程からなり、前記実行終了信号により位置決め動作を終了することを特徴とするワイヤ放電加工装置の基準接触位置の位置決め方法。
IPC (4件):
B23H 7/02 ,  B23H 1/02 ,  B23H 7/04 ,  B23H 7/14
FI (4件):
B23H 7/02 R ,  B23H 1/02 Z ,  B23H 7/04 D ,  B23H 7/14 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-039611
  • 特開昭62-063017

前のページに戻る