特許
J-GLOBAL ID:200903080674660390

冠歯車の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523000
公開番号(公開出願番号):特表平8-508939
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】角度αを有して円筒状ピニオンに噛合することのできる円錐状又はカップ状の冠歯車の製造方法。該冠歯車は創成方法によって製造される。工具(1,43)は、外周部に加工部(53)が設けられたディスク(3)を備えており、該加工部の切削エッジ部は、ディスクの周部をピッチ角γで螺旋リブ(4)の形態で延びるように外形面に存しており、リブ(4)の螺旋方向に垂直な各断面に於いて該外形は、多数の隣接する切削歯(53)からなる形状となっており、該外形形状は、冠歯車の特徴を有する円筒状ピニオンの基本形状を基礎としており、その中心点は、工具の回転軸に垂直な平面内に存在し工具(1,43)の回転軸上に中心点を有した円ある。創成工程中に於いて工具(1;43)は、ワークピース(20,38)と噛合状態にある切削歯(53)の中心点(5,47)がワークピースの回転軸(22,39)及び工具の回転軸(2,46)に存する工具(1,43)の中心点によって形成される平面内に本質的に存在し、前記中心点(5,47)は角度αをもってワークピース(20,38)の回転軸(22,39)と交差又はクロスする直線に沿って移動されることを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
90°からずれる角度αを有して冠歯車の回転軸に対し交差若しくはクロスする回転軸を有する円筒状ピニオンに噛合することのできる円錐状又はカップ状の冠歯車の製造方法であって、該冠歯車は、創成方法によってワークピースから製造され、該創成方法に於いては、工具及びワークピースが一定の回転速度の比率で回転し、且つ、工具が連続的にワークピースを加工するよう工具及びワークピースが相対移動され、 工具(1;43)は、回転軸(4;46)を中心に回転可能であり外周部に加工部(53)が設けられたディスク(3)を備えており、該加工部の切削エッジ部は、ディスクの周部をピッチ角γで螺旋リブ(4)の形で延びるように外形面に存しており、リブ(4)の螺旋方向に垂直な各断面に於いて該外形は、多数の隣接する切削歯(53)からなる形状となっており、該外形形状は、製造されるべき冠歯車の特徴を有する円筒状ピニオンの基本形状を基礎としており、その中心点は、工具の回転軸に垂直な平面内に存在し工具(1;43)の回転軸(2;46)上に中心点(5;47)を有した円の中心にあり、創成工程中に於いて工具(1;43)は、ワークピース(38)と噛合状態にある隣接する切削歯(53)の中心点がワークピースの回転軸(22;39)及び工具の回転軸(2;46)に存する工具の中心点(5;47)によって形成される平面(V;58、60)内に本質的に存在し、角度αをもってワークピースの回転軸と交差又はクロスする直線に沿って移動されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
B23F 15/06 ,  B23F 5/27
FI (2件):
B23F 15/06 ,  B23F 5/27

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