特許
J-GLOBAL ID:200903080677745494

ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258978
公開番号(公開出願番号):特開平8-099393
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 中間層がポリエチレン系樹脂層、表面層がポリプロピレン系樹脂層の熱収縮性積層フィルムにおいて、中間層に、回収品(製造工程で発生するフィルム片や製品規格外のフィルム)を混合した組成樹脂を用いても、透明性が低下することのないポリオレフィン系熱収縮性積層フィルムを提供する。【構成】 中間層に、直鎖状低密度ポリエチレン(A)80〜50重量部とシンジオタクチックポリプロピレン(B)20〜50重量部の混合樹脂を、表面層に結晶性ポリプロピレン系樹脂を用いる。この組成からなる未延伸積層フィルムを縦横それぞれ2.0倍以上に延伸して熱収縮性積層フィルムを得る。また、熱収縮性積層フィルムの各層の厚みは、中間層を全体の30%以上、表面層が各々1μm以上に設定する。
請求項(抜粋):
25°Cにおける密度が0.91〜0.93g/cm3 、メルトインデックスが0.2〜3.0g/10分のエチレンとα-オレフィンから成る直鎖状低密度ポリエチレン(A)80〜50重量部とシンジオタクチックポリプロピレン(B)20〜50重量部から本質的に成るエチレン系樹脂組成物を中間層とし、表面層が結晶性ポリプロピレン系樹脂から成り、中間層の厚みが全体の30%以上、表面層の厚みが各々1μm以上で、縦横それぞれ2.0倍以上に延伸したポリオレフィン系熱収縮性積層フィルム。

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