特許
J-GLOBAL ID:200903080677968680

ワンウエイクラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267929
公開番号(公開出願番号):特開平7-103260
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 駆動側からの従動側への回転伝達を可能にするも、従動側からの駆動側への回転伝達を阻止するようにする。【構成】 固定保持した不動のハウジング5内で、駆動側の駆動カムに突設形成した複数のクラッチ片8内周側に従動側の負荷カム6を互いに無干渉的に遊合配置する。クラッチ片8の押圧尖端部8B相互間、負荷カム6外周のクラッチ溝部7C、ハウジング5内周面で形成した空間内に転動体4を介装する。駆動側の回転は、押圧尖端部8Bを介して転動体4をクラッチ溝部7C内に押圧移動して負荷カム6を従動回転し、従動側の回転は、クラッチ溝部7Cによって転動体4をハウジング5内周面に押圧移動して負荷カム6自体の回転を阻止する。
請求項(抜粋):
固定保持された不動のハウジング内に、駆動側に連繋する駆動軸端面にクラッチ片を突出形成して成る駆動カムと、負荷側に連繋する従動軸に同軸突出した負荷カムとを同心軸上であって互いに無干渉的に遊合せしめると共に、駆動カムのクラッチ片の各々両側端に形成された押圧尖端部であって互いに隣接するクラッチ片の押圧尖端部に挟まれた押圧空間部と、負荷カムの外周に転動面、緊締面が連続形成されて成るクラッチ溝部と、ハウジング内周面との相互間に形成された複数の楔形空間部に楔作用を有する転動体を介装させ、転動体の回転中心よりも外側に前記押圧尖端部を配置せしめておき、駆動軸側の正逆方向の回転伝達時では駆動カムの押圧尖端部を転動体に突き当てこれを内側へ規制案内することでクラッチ溝部を介して従動軸を回転させ、また、従動軸側からの回転時ではクラッチ溝部の緊締面により転動体を外方へ押出させてこれをハウジング内周面に圧接することで回転阻止させるようにしたことを特徴とするワンウエイクラッチ装置。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16D 15/00

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