特許
J-GLOBAL ID:200903080681011454

無結節式に縫合糸を固定することを用いて結合組織を骨に取付ける装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 熊倉 禎男 ,  大塚 文昭 ,  宍戸 嘉一 ,  村社 厚夫 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-565334
公開番号(公開出願番号):特表2005-516661
出願日: 2002年12月19日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
本発明は、腱のような軟組織を骨に固定するための骨固定具(46)に関する。縫合糸の部分を軟組織に取付ける。複数のC字形の係止要素(62a,62b)を収容するルーメンを設け、縫合糸を係止要素内で締め付けることにより、縫合糸を骨固定具(46)に取付ける。分離可能な作動ロッドに取り付けられた係止プラグ(68a,68b)をルーメン内で軸線方向に移動させると、係止要素(62a,62b)が半径方向に第1の位置から第2の位置に移動する。第1の位置において係止要素(62a,62b)を貫く均一な通路は、第2の位置において小さい不規則な通路に転換され、縫合糸を効果的に締め付ける。骨固定具(46)は、それを骨に固定するための固定構造体(72a,72b)を含む。
請求項(抜粋):
縫合糸の長さ方向部分が無結節式に固定される縫合糸固定具装置であって、 近位端と、遠位端と、縫合糸の長さ方向部分を前記近位端からルーメン内に導入することができるように前記近位端に設けられたルーメン開口と、を有する固定具本体と、 前記固定具本体のルーメン内に位置する複数の縫合糸係止要素と、を有し、 前記縫合糸係止要素の各々は、それぞれの第1の位置から第2の位置まで前記ルーメン内を移動可能であり、 前記縫合糸係止要素は、その第1の位置において、ほぼ均一な断面の軸線方向通路を互いに形成し、この軸線方向通路は、それを通る前記縫合糸の長さ方向部分の軸線方向移動を可能にするように寸法決めされ、 前記縫合糸係止要素は、その第2の位置において、前記軸線方向通路を通る縫合糸の長さ方向部分の軸線方向移動を実質的に制限するように、前記軸線方向通路の断面を不規則に転換させることを特徴とする縫合糸固定具装置。
IPC (2件):
A61B17/56 ,  A61B17/04
FI (2件):
A61B17/56 ,  A61B17/04
Fターム (2件):
4C060BB01 ,  4C060LL20

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