特許
J-GLOBAL ID:200903080681559581

複数ジョブ間データ引き継ぎ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101849
公開番号(公開出願番号):特開平9-269901
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 先行ジョブの生成データを、全て受取る後続ジョブと、一部のデータのみを受取る後続ジョブとが混在するジョブ間データ引き継ぎを可能にする。【解決手段】 オープン処理実行部3は、処理依頼元の各ジョブに関する情報をテーブル9に共通情報テーブル、ジョブ毎の個別情報テーブルとして格納し、データを受け取る側のジョブの場合、同ジョブが全データを受け取るジョブか、一部のデータのみを受け取るジョブかを識別し、識別結果をテーブル9内に記録する。ジョブ同期制御部5は、テーブル9を参照し、先行ジョブの処理依頼でデータをバッファ領域7に書き込み、後続ジョブの処理依頼のとき、該ジョブが、全データを受け取るジョブなら、バッファ領域7内のデータを無条件に後続ジョブに転送し、一部のデータのみを受け取るジョブなら、バッファ領域7内のデータのうち、条件を満たすもののみを後続ジョブに転送する。
請求項(抜粋):
一つ以上のジョブが生成する一つ以上のデータを、一つ以上のジョブが受け取る必要があるとき、データを生成するジョブ、データを受け取るジョブのすべてを並行に実行する機能、及び、主記憶装置またはそれに準ずる補助記憶装置上に用意したバッファ領域を介し、データを生成するジョブからデータを受け取るジョブへ、すべてのデータ生成が完了しなくとも、生成済みのデータから順次受け渡し処理を実行する機能を有する計算機システムにおいて、データを生成する側の全てのジョブによって生成されたデータを一つ以上のグループに分類するための分類基準を予め設定し、データを受け取る側のすべてのジョブを、全データを受け取るジョブと、前記分類基準で分類されたいずれかのグループに属するデータのみを受け取るジョブとに分類し、該分類に従い各ジョブのジョブ制御文を定義しておき、データを生成する側の各ジョブによって生成されたデータを前記バッファ領域に格納し、データを受け取る側のジョブから、データ受け取りの要求がなされたとき、該ジョブが、前記全データを受け取るジョブであるか、もしくは、前記いずれかのグループに属するデータのみを受け取るジョブであるかを判定し、該判定の結果、前記データを受け取る側のジョブが全データを受け取るジョブであると判定された場合、該ジョブに対して前記バッファ領域を介して生成済みのデータをすべて受け渡し、前記判定の結果、前記データを受け取る側のジョブがいずれかのグループに属するデータのみを受け取るジョブであると判定された場合、該ジョブの受け取るグループのデータのみを前記バッファ領域を介して該ジョブに対して受け渡すことを特徴とする複数ジョブ間データ引き継ぎ方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 1/00 370
FI (2件):
G06F 9/46 340 C ,  G06F 1/00 370 C

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