特許
J-GLOBAL ID:200903080682790830

溶接部靭性に優れた高張力鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045366
公開番号(公開出願番号):特開平11-241118
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】溶接部靭性、特に脆性破壊発生抵抗に優れた高張力鋼の新しい製造方法を提供する。【解決手段】重量% で、0.01〜0.1%,Si:0.01〜0.1%,Mn:1 〜2%,S≦0.005%, Cu≦1%, Ni≦2%,sol.Al:0.005 〜0.06%, N≦0.004%,Ti:0.005 〜0.025%とを含有し、かつ、不可避的に混入する B≦0.0005% に規制し、残部Feおよび不可避的不純物からなる連続鋳造鋼片を、1050〜1250°Cの温度に加熱し、次いで900 °C以下の温度範囲で累積圧下率25% 以上の熱間圧延を施す。その後直ちに1 〜50°C/秒の冷却速度で550 °C以下の温度まで強制冷却し、次いで、500 °C〜Ac1 以下の温度で時効処理を施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.1%と、Si:0.01〜0.1%と、Mn:1〜2%と、S:0.005%以下と、Cu:1%以下と、Ni:2%以下と、sol.Al:0.005〜0.06%と、N:0.004%以下と、Ti:0.005〜0.025%とを含有し、かつ、不可避的に混入するBを0.0005%以下に規制し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を製造する方法において、該連続鋳造鋼片を、1050〜1250°Cの温度に加熱し、次いで900°C以下の温度範囲で累積圧下率25%以上の熱間圧延を行う工程と、熱間圧延された鋼を、直ちに1〜50°C/秒の冷却速度で550°C以下の温度まで強制冷却する工程と、強制冷却された鋼を、500°C〜Ac1 の温度で時効処理する工程と、を備えたことを特徴とする、溶接部靭性に優れた高張力鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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